今週末の3月18日に迫った相鉄・東急直通線(横浜羽沢国大~新横浜~日吉)の開業だが、開業当日から相模鉄道(相鉄)と東急電鉄(東急)で様々な記念切符の発売や記念NFTの配布が予定されている。
■「硬券入場券・出札補充券セット」の発売
相鉄と東急が共同で発売。相鉄新横浜駅と東急新横浜駅の赤帯付き硬券入場券と出札補充券がセットになったもので、5000セットを3月18日5時から新横浜駅の南改札コンコースで発売。発売額は760円で、1人5セットまで購入できる。
「硬券入場券・出札補充券セット」の台紙中面。
「硬券入場券・出札補充券セット」には相鉄・東急新横浜駅の赤帯入場券がセットに。
■「一日乗車券セット」の発売
相鉄と東急が共同で発売。「相鉄・鉄道全線1日乗車券」「相鉄線記念カード」、オリジナルデザインの「東急線ワンデーパス」がセットになったもので、新横浜駅北口東広場のイベント会場で7~16時に1000セットを発売。発売額は1700円で、1人2セットまで購入できる。
「一日乗車券セット」のセット内容。■「新横浜駅開業記念 全駅入場券セット」の発売
相鉄単独での発売。入場券セットの硬券はD型7枚とB型25枚が台紙にセットされており、1000セットを発売。発売額は5000円で1人1回の会計につき2セットまで購入できる。
「全駅入場券セット」の台紙中面。発売箇所は横浜・星川・二俣川・大和・さがみ野・いずみ野・湘南台・羽沢横浜国大の各駅とウェブサイト「きっぷと鉄こもの」。「全駅入場券セット」の券面と台紙のイメージ。■「赤帯硬券入場券」の発売
相鉄単独での発売。3月19日から相鉄全駅で合計2万枚が単品発売され、1人1回につき5枚まで購入できる。
発売される赤帯入場券のイメージ(上)。下はかつての赤帯入場券。■東急のNFT無料配布
東急では、池上線や東急多摩川線の運転士2名の発案による東急新横浜線開業記念限定デザインの鉄道車両やヘッドマークなど4種類の非代替性トークン(Non-Fungible Token=NFT)を無料配布する。
東横線9000系の復刻版NFT。受取り用のQRコードは3月18日7時から新横浜駅北口東広場で3000枚配布される電車カードに付属。3月19日~4月17日には新綱島駅と日吉駅の改札外に掲出されるQRコード付きポスターで配布(無制限)。電車カードNFT。受取り用のQRコード3月18日5時から新綱島駅コンコースで2000枚配布される電車カードに付属。ウォレットや暗号資産をもっていない場合でも、QRコードの読取りやウェブサイトへのアクセスで受取り可能。
ヘッドマークNFT。受取用URLを東急電鉄公式Twitterの「のるるんと一緒(@Tokyu_lines)で配信。美術作家・原田郁氏による「Dreaming Railways」NFT。受取用URLを3月18日から東急公式Instagram(@tokyu railways)で配信。