車中泊もオートキャンプもどんとこい! 強力なアドバンテージになるステップワゴンの室内空間

ホンダアクセスがミドルサイズミニバン『ステップワゴン』でのキャンプ&車中泊シーンを紹介
ホンダアクセスがミドルサイズミニバン『ステップワゴン』でのキャンプ&車中泊シーンを紹介全 29 枚

ホンダアクセスは、「アウトドア」をテーマにホンダ車と純正アクセサリーを使い、様々なアウトドアのシチュエーションを設定してカーライフの楽しさを体験できるプレス向け取材会を開催した。モデルとなるクルマは『ZR-V』と『ステップワゴン』。これらのクルマを使い、車中泊やオートキャンプ、テールゲーティングの5つのアウトドアシチュエーションが用意されていた。

◆お母さんと娘で楽しめる車中泊を実現するステップワゴン

車内のコーディネートを担当した車中泊キャンパーのちょもかさん。北海道へ行って車中泊することも多いとか。今まで、なかなか行く機会の無かった長野県や岐阜県へも行ってみたいと話してくれた。車内のコーディネートを担当した車中泊キャンパーのちょもかさん。北海道へ行って車中泊することも多いとか。今まで、なかなか行く機会の無かった長野県や岐阜県へも行ってみたいと話してくれた。

車中泊仕様のステップワゴンは、「お母さんと娘で楽しめる車中泊」がテーマとなっている。車内のコーディネートは車中泊キャンパーのちょもかさんが手がけたとのことで、かわいらしい装飾が印象的。車中泊時にはキャプテンシートを倒し2列目、3列目をフラット状態にして、その上にマットを引いて段差を少なくしている。またその上から、お気に入りのラグを敷くことで随分と印象が変わり、車内とは思えないようなかわいらしい空間が完成する。

2列目シートの下には少し段差ができるので、毛布などを隙間に詰め込めばフラットにできる。2列目シートの下には少し段差ができるので、毛布などを隙間に詰め込めばフラットにできる。

もともと広い車内空間のため、寝るためのスペースは十分に確保できているが、外から車内を見られるのが心配という人のために、プライバシーシェードやセパレートカーテンなども活用されていた。これらはホンダアクセスから純正アクセサリーとしてリリースされているので、ホンダのディーラーで注文できる。

2列目にはプライバシーシェードを設置しているため、外から車内は一切見えない。2列目にはプライバシーシェードを設置しているため、外から車内は一切見えない。

車内を彩るかわいらしいLEDなどの装飾や、クッションなどの小物類はすべてAmazonで購入したものとのことで、お金をかけず親子で飾り付けを楽しむのも良いのではないかとのことだった。小さなプロジェクターは、車内を小さな映画館にできるすぐれものアイテム。リアゲートの内側にスクリーンとなるような白い布などを掛ければ、瞬時にプライベート映画館の出来上がり。子供が寝る前に大好きなアニメをお母さんと一緒に見るといったことができ、寝る寸前まで楽しい時間を演出できるアイテムとなる。

LEDランタンなどがあれば、雰囲気も出るし、危険性もない。LEDランタンなどがあれば、雰囲気も出るし、危険性もない。

リアゲート側のシート下にはスペースがあるため、着替えなど必要のないものを収納することも可能。これによりベッドの上に荷物を置かず広々と使えるのもうれしいところだ。

3列目シートの下はスペースがあるので、着替えなどの荷物を収納できる。純正アクセサリーの『ラゲッジアンダーマット』をひいているので、汚れにも強い。3列目シートの下はスペースがあるので、着替えなどの荷物を収納できる。純正アクセサリーの『ラゲッジアンダーマット』をひいているので、汚れにも強い。

スライドドア横にはタープを設置し、テーブルやベンチ、たき火スペースを確保している。また、子供はずっと椅子に座っていると疲れることもあるため、シートを敷いて靴を脱いで遊べるスペースも用意されている。

テーブルやチェアも小物を合わせばオシャレな雰囲気に。テーブルやチェアも小物を合わせばオシャレな雰囲気に。

◆オートキャンプ仕様のステップワゴンは積み荷スペースに余裕ありすぎ感も!?

オートキャンプ仕様のステップワゴンは、アウトドアコーディネーターの小雀陣二氏が監修。大空間の荷室には、たっぷり4人分のキャンプグッズを積載できる。もともと今回用意された中では一番の車内空間の広さなので、入らない荷物はないのでは? と思うほど。

ステップワゴンAIRはオートキャンプ仕様に。ステップワゴンAIRはオートキャンプ仕様に。

小雀氏によると、今回用意したキャンプ用品は、ボディサイズも大きいので、わざと大きめのキャンプ用品を用意したとのこと。四脚のウッドチェアはたたんだ際にもあまりコンパクトにならないが、余裕を持って収納できている。テントに関しても4人就寝が可能な大きなテントだが、非常にコンパクトにまとまることもあり、まったく問題無く積み込めている。

すべて積み込んでもこの余裕。すべて積み込んでもこの余裕。

ステップワゴンではスペースに余裕があるため、あまり問題ないようだが、小雀氏の話を聞いたところ、積み込む順番は考えた方がよいとのこと。下段のテールゲートに近い方には重い物を置き、後席近くには寝袋などを詰め込むように入れておく。またベンチシートをひとつ用意しておくと便利といった情報も得られた。これは、キャンプ場に到着した際にすぐに組み立てられ、地面に直接置きたくないモノなどを置くスペースにもなるためだ。

ベンチシートは、このようにモノを置くためにも使えるし、人が座ることもできるので便利とのこと。ベンチシートは、このようにモノを置くためにも使えるし、人が座ることもできるので便利とのこと。

さらに、テントとクーラーボックスはテールゲートを開けてすぐに取り出せる位置に収納しておくことが大事だと教わった。テントは到着したらすぐに立てるものなので当然と言えば当然だが、クーラーボックスもすぐに開けられる状態の方がよい。これは道中に食べ物や飲み物を購入した際に、すぐに中に格納できるようにということと、やはり重いアイテムなので、テールゲートを開けて奥まった位置に収納しておくより、すぐ下ろしやすい位置にあるほうが楽なためだ。

そしてどうしても汚れやすいラゲッジスペースは、ディーラーオプションのラゲッジトレーの導入をオススメしたい。撥水素材で出来ているため水にも強く、縁が少し高くなっているため、少しくらい水が垂れたり流れ出たとしても、ラゲッジスペースを汚さないのが魅力。オプションのプライバシーシェードも用意しておけば、着替えなどを車内でできるので便利だ。

クーラーボックスの奥にウォータータンクや小物などを詰めている。クーラーボックスの奥にウォータータンクや小物などを詰めている。

《関口敬文》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る