5G通信で出会い頭衝突事故を低減へ、技術の効果を確認

5G SAを活用したV2Nで車両からMECサーバーを介して車両に通信する場合のイメージ
5G SAを活用したV2Nで車両からMECサーバーを介して車両に通信する場合のイメージ全 3 枚

ソフトバンクは、スズキと共で、安全な移動社会の実現を目指し、スタンドアローン方式による第5世代移動通信システム(5G SA)とセルラーV2X通信システムを活用して、クルマの交差点右折時の事故低減に向けたユースケースを検証し、有用性を確認した。ソフトバンクが17日に発表した。

スズキのテストコース「相良コース」(静岡県牧之原市)に設置したソフトバンクの5G SAの実験用基地局とV2N(車両と基地局間の通信)やV2V(車車間の通信)などの通信技術、スズキ車、車両技術を活用して、交差点の右折時、衝突の危険がある車両のドライバーに対して、音と表示で報知するシステムを開発し、検証した。

V2Vでは、国際的に割り当てが検討されている5.9GHz帯の電波の実験試験局免許を取得し、5G SAと同様、相良コースに通信環境を構築し、国内で先行して検証を実施した。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る