最高速度314km/h、BMW M1000RR 新型の受注開始…価格は384万9500円より

BMW M1000RR コンペティションモデル
BMW M1000RR コンペティションモデル全 25 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は3月24日、スーパースポーツ『M1000RR』新型の受注を開始した。納車は今年夏頃より開始予定。

[写真:BMW M1000RR コンペティションモデル]

M1000RRは、スーパースポーツ『S1000RR』をベースとしたBMWモトラッド初となるMモデルとして2021年デビュー。レース向けに最適化した水冷4気筒直列エンジンはS1000RRから5psアップの最高出力212ps、最大トルク113Nmを発生する。2023年モデルはMウィングレットをはじめとしたエアロダイナミクスが大きく進化。さらにMカーボンパーツやMブレーキなど、レースから反映された装備でより戦闘力の上がった究極のプレミアムスーパースポーツマシンに仕上がっている。

M1000RR新型は、燃料タンク、タンクサイドパネル、エアボックスカバー、リアセクションをライトホワイトで仕上げたベースモデルと、燃料タンク、タンクサイドパネルをブラックストームメタリックで仕上げたコンペティションモデルを設定する。価格はベースモデルが384万9500円、コンペティションモデルが448万8500円。

◆最高出力212psのSBK用エンジン搭載

パワーユニットはスーパーバイク世界選手権(SBK)用に設計された水冷並列4気筒エンジンを搭載。最高出力212ps/最大トルク113Nmを発揮する。軽量2リング鍛造ピストン、細くて軽量なカムフォロア、CNC加工を施した吸気ポート、バルブタイミングとバルブリフトを変化させるためのBMWシフトカムテクノロジーを備える。その他、チタンバルブ、最適化されたカムシャフト、パンクル社製の長いチタンコネクティングロッドなどを投入し、摩擦力の低減と軽量化を実現。高回転域での吸気を最適化するため、より短い吸気ファンネルを備えている。

シャシーはアルミ製のブリッジフレームを中心に据えており、倒立フォークとフルフロータープロキネマティクスを備えたリアサスペンションストラットによって補完。最高のラップタイムを達成させるため、レーストラック向けとして妥協なく設計するとともに、スポーティなライディングにも理想的なシャシーとサスペンションとしている。

◆エアロダイナミクスを徹底追及、最高速度は314km/hにアップ

BMW M1000RR コンペティションモデルBMW M1000RR コンペティションモデル

M1000RR新型は、風洞での最適化、レーストラックでのテストを通じ、エアロダイナミクスを徹底的に追求。より高いフロントスクリーンを備えたカーボン製の新しいフェアリング、Mウィングレット、Mブレーキダクトを備えたフロントホイールカバー、新設計のMエアロホイールカバーにより、ダウンフォースが増加。最高速度は先代モデルの306km/hから314km/hに向上させている。

BMWモトラッド初となるカーボンファイバー製のMブレーキダクトは、フォークボトムとブレーキキャリパーの周りの空気の流れを改善するため新しいフロントマッドガードに統合。レーストラックではMブレーキの温度を最大10度低下させ、さらに高いパフォーマンスを発揮する。Mエアロホイールカバーもカーボンファイバー製で、特に250km/h以上の高速域での走行抵抗をさらに低減している。

◆より戦闘力を高めたコンペティションモデル

コンペティションモデルは、M GPSラップトリガーソフトウェアと関連するアクティベーションコードに加え、Mビレットパッケージ、Mカーボンパッケージ、クリアアルマイト処理された軽量スイングアーム、DLCコーティングされたMエンデュランスチェーンを装備し、戦闘力を高めている。

Mビレットパッケージは、高強度アルミニウムから削り出し、アルマイト処理したブレーキレバーとクラッチレバーの他、重量を最適化したフットレストシステムとブレーキレバーガードで構成。Mカーボンパッケージには、クリアラッカーでコーティングした高品質のビジブルカーボン製のリアフェンダー、ドライブスプロケット、チェーンガード、左右のサイドおよびタンクパネルが含まれている。

《纐纈敏也@DAYS》

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