ガソリンスタンドで認知症初期症状を診断…愛知県のアポロステーションで

ゴーグルを装着した様子
ゴーグルを装着した様子全 2 枚

出光興産は、子会社の出光リテール販売が運営する愛知県内のサービスステーション(SS)「アポロステーション」3カ所で、VRゴーグルによる「脳機能測定」のサービスを期間限定で提供する。

脳機能測定は、最先端の技術で脳の認知機能の低下を初期段階で発見できる。電動車シフトや低燃費車の普及による石油需要の減少が見込まれる中、系列のSSをまちと人の豊かな暮らしをサポートする生活支援基地とする事業「スマートよろずや」の取り組みの一環。

サービスは、VRゴーグルによる空間ナビゲーション機能と空間学習能力の測定結果に基づいて脳機能を診断、アルツハイマー型認知症の発症予防に向けた行動変容を促すレポートを受診者に提供する。これによって、認知機能の更なる低下やアルツハイマー型認知症の発症予防を支援する。

同社は、全国の系列SSを生活支援基地「スマートよろずや」に進化させる取り組みを進めている。特に高齢化の進展で、高齢者福祉やヘルスケアに関する社会的なニーズは高まっており、このニーズに対応したサービスを提供する拠点としてSSを活用する。

今回のSSでの脳機能測定サービス提供は、地域住民が健康を維持するきっかけをSSで提供することで、生活支援基地としてのSSの利便性向上を図る。サービスニーズを確認した上で、今後他の地域での展開可能性を検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る