レアアースフリーを実現したリチウムイオン電池、東レが電極材料量産技術を開発

現行ジルコニアボール
現行ジルコニアボール全 2 枚

東レは、リチウムイオン電池など向けに世界初となるレアアースレスを実現した高耐久性ジルコニアボールの量産技術を開発した。

ジルコニアボールは、主に材料を粉末状にするための分散や破砕、表面研磨などに利用される。東レは高性能セラミックス「トレセラム」を展開しており、リチウムイオン電池用電極材料向けなどに採用されている。

電気自動車(EV)などに搭載するリチウムイオン電池の電極材用途は、コストダウン要求が厳しく、ジルコニアボールの長寿命化が課題で、劣化に強く摩耗しにくいジルコニアボールが求められていた。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る