超・撥水、水が付かないコーティングでホイールをきれいに…元は広告対応

撥水を超えた超撥水コーティング…水が付かない超撥水でブレーキダストの付着を防ぐ
撥水を超えた超撥水コーティング…水が付かない超撥水でブレーキダストの付着を防ぐ全 3 枚

岐阜県岐阜市の鈑金塗装事業者「ピットワン(株式会社極東 代表 中村誠)」は、株式会社トップラン(大阪府大阪市中央区、代表 塚田勝彦)の協力を得て、まるでピンポン球のように水を弾く超撥水コーティング「ダストレスコート」を開発、3月24日に発売した。

静止状態での液滴の端での接線の角度「接触角」と言うが、この接触角が低いほど固体表面は濡れやすく、接触角が高いほど濡れにくくなる。「撥水性」は接触角が90°以上、「超撥水」とは、一般的に液体と固体表面との接触角が150°を超えた状態を指す。今回のダストレスコートは接触角160.9度という超撥水コーティングとなっている。

その結果、従来の撥水コート剤のように雨がコーティング膜の上を流れるのではなく、雨が付かずに弾け飛ぶようになる。少量の雨汚れや泥汚れはもちろんのこと、ブレーキダストの付着予防効果が非常に高く、ホイールが劇的に汚れにくくなるのも特徴だ。また、耐久期間は約2ヶ月以上あり、1回の施工で長期間綺麗なホイールをキープできる。施工はホイールにスプレーするだけで、面倒な拭き上げも必要なく簡単だ。

本製品の開発は元々、ユーザーからの“ホイールの汚れが気になる”という悩みの声に応えられるケミカル品を求めて、株式会社トップランの開発担当者に相談を持ちかけたところ、ラリーなどのレースシーンにおいてスポンサーデカールやロゴを泥や汚れから守るために開発された商品があることが判明したことに起因する。そこから共同で耐久性などいくつかの課題をクリアする超撥水コーティングの開発を行い、1年以上の期間を経てようやく誕生したのが「ダストレスコート」である。

撥水を超えた超撥水コーティング…水が付かない超撥水でブレーキダストの付着を防ぐ

《カーケアプラス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る