国内メーカー大型EV路線バスを富士急グループが導入…EVモーターズジャパン製

F8シリーズ2-シティバス
F8シリーズ2-シティバス全 2 枚

富士急行は4月18日、グループバス会社5社へ日本メーカーの新型EV路線バス6台を導入すると発表した。

今回導入したEV路線バスは、EVモーターズ・ジャパンが開発・製造する大型EV路線バス(全長10.5m)『F8シリーズ2-シティバス』4台と、小型EV路線バス(全長6.99m)『F8シリーズ4-ミニバス』2台。国内メーカーによる大型EV路線バスの導入は東日本で最初の事例となる。

新型EV路線バスは、富士急バス(本社:山梨県富士河口湖町)、富士急湘南バス(同神奈川県松田町)、富士急シティバス(同静岡県沼津市)、富士急モビリティ(同静岡県御殿場市)、フジエクスプレス(同東京都港区)の5社が導入。フジエクスプレスは1月16日より運行を開始しており、その他4社は4月22日より順次、運行を開始する。

今回導入するEV路線バスは世界最高クラスの低消費電力システムを搭載し、1回の充電で長距離走行が可能。航続距離は大型EV路線バスが280km(定速60km/h、負荷重500kg、エアコン未使用の場合)、小型EV路線バスが290km(定速40km/h、負荷重65%、エアコン未使用の場合)を実現する。また、二酸化炭素等排出ゼロで、走行騒音も大幅に抑制。地球環境にやさしいバスとなっている。また、車いすの人が利用しやすいスロープ付きの「ノンステップバス」で、車内にコンセントやUSB端子も備えるなど、利用客にもやさしいバスとなっている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る