渋滞予測、一般道も5分単位で…ジオテクノロジーズが「AIモデル」を開発

AI渋滞予測モデル
AI渋滞予測モデル全 3 枚

ジオテクノロジーズは4月21日、一般道でも5分単位で予測ができる「AI渋滞予測モデル」の開発に成功したと発表した。

交通渋滞は深刻化しており、全国で年間に発生する渋滞損失は一人当たり年間約30時間、貨幣価値換算すると約12兆円にも上り、経済効率の低下等を引き起こす大きな原因の一つとなっている。また、渋滞時のCO2排出量は通常時の約2倍にも上り、環境面でも深刻な問題となっている。すでに渋滞予測と呼ばれるサービスはあるが、多くは数時間単位の予測や、高速道路や主要幹線道路に限定されているなど、実際には実用性に課題があり、より広範囲で精度の高い渋滞予測が求められていた。

今回開発した渋滞予測モデルでは主要な道路だけでなく多くの一般道も対象とし、5分単位での予測ができる。交通状況は地域性や道路構造、時間帯など、多くの複雑に絡み合う条件に作用されるため、このような細かい予測は深層学習を用いても難しいことだったが、最新の深層学習モデルを組み込むことで高い性能を保持している。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  3. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る