【ホンダ ZR-V 発売】SUVのコア価値…安心装備・安全機能で自分らしさを解き放つ

ホンダ ZR-V
ホンダ ZR-V全 19 枚

ホンダでは、SUVのコア価値のひとつに「信頼感」をあげる。4月21日に発売された新型SUVの『ZR-V』は、「Honda SENSING(ホンダセンシング)」などの安全装備と衝突安全性能が、安心・安全領域での「信頼感」を生み出すというわけだ。

安全運転支援システムのHonda SENSINGはとうぜんながら最新機能を装備している。フロントワイドビューカメラ、前後ソナーセンサー、リアコーナーレーダーが全方位で対象物を検知し、注意喚起と操作支援を行なう。

◆全方位で対象物を検知し、適切な注意喚起と操作支援

フロントワイドビューカメラは、約100度の有効水平画角を持つ広角カメラと高速画像処理チップにより、衝突軽減ブレーキ(CMBS)などにおける対象物の検知精度を高めた。

また、前後バンパーに4カ所ずつ設けられたソナーセンサーは、近距離における外壁やガラスなどを検知し、ペダル踏み間違いなどによる誤発進の抑制や衝突の回避に貢献する。踏み間違いについては、誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキを組み合わせて「踏み間違い衝突軽減システム」を構成する。

さらにリアバンパーに内蔵されたレーダーで、車両の後側方25m以内に接近する車両を検知し、斜め後ろにいる車の存在をドアミラーのインジケーターで知らせる、ブラインドスポットインフォメーションを標準装備した。

ZR-Vでは、Honda SENSING Eliteでの実績に基づいて、標識認識機能の地図連携を実現したほか、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)やアダプティブドライビングビームなど先進の機能を搭載した。アクセル、ブレーキ、ステアリングの制御では、ドライバーの感覚に合ったスムーズな運転支援を実現したという。

ホンダ ZR-Vホンダ ZR-V

ZR-Vに採用されたHonda SENSINGの機能を列挙すると以下のようになる。
(1)衝突軽減ブレーキ(CMBS)
(2)誤発進抑制機能(踏み間違い衝突軽減システム)
(3)後方誤発進抑制機能(踏み間違い衝突軽減システム)
(4)近距離衝突軽減ブレーキ(踏み間違い衝突軽減システム)
(5)歩行者事故低減ステアリング
(6)路外逸脱抑制機能
(7)渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
(8)車線維持支援システム(LKAS)
(9)トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
(10)先行車発進お知らせ機能
(11)標識認識機能
(12)オートハイビーム
(13)アダプティブドライビングビーム(タイプ別設定)
(14)ブラインドスポットインフォメーション
(15)パーキングセンサーシステム
(16)後退出庫サポート(タイプ別設定)

◆乗る人が自分らしさを解放して新たな行動に

その他の安全運転支援機能として、路面コンディションの悪いところへ行く機会もあるSUVでは、ヒルディセントコントロール(HDC)が役に立ちそうだ。これは、滑りやすい急な下り坂や荒れた急勾配な道でも、設定した速度を自動でキープする機能だ。坂道でのブレーキの踏みすぎによるスリップを低減することで、ドライバーはステアリング操作に意識を集中しやすくなる。

ZR-Vの開発コンセプトは「異彩解放」。ドライバーが車を自在に操ることで自信と余裕を持ち、自分らしさを解放して新たな行動を起こしてほしい、という想いだ。安心・安全があってこそ、自分らしさは解き放たれる。

《高木啓》

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