送迎用バスの置き去り防止を支援、パイオニアが「NP1」特別仕様の出荷を開始

パイオニア NP1
パイオニア NP1全 2 枚

パイオニアは4月25日、送迎用バスの置き去りを防止する「降車時確認機能」と「自動検知機能」を搭載した「NP1」特別仕様の出荷を開始した。

【画像全2枚】

今回出荷を開始したNP1特別仕様は、AI搭載通信型オールインワン車載器のセキュリティ監視機能をベースに、車内の置き去り事故防止機能である「降車時確認機能」と「自動検知機能」を新たに搭載したモデル。マイクで子どもの泣き声や叫び声を、カメラによるAI画像解析で子どもの姿を二重で自動検知するとともに、バスの警報音やスマートフォンのSMS通知で、ヒューマンエラーによる点検忘れを抑止する。また設置後も、「通信」による自動アップデートで機能の追加や操作性の改善などを行う。

国土交通省のガイドラインに基づく認定を受けた製品は現在40製品あり、「降車時確認式」、「自動検知式」、その両方を兼ね備えた「併用式」の3種類がある。併用式は厳格な技術要件と高機能を有すため、同社を含めて7製品のみとなる。

やる気スイッチグループが運営するバイリンガル幼児園のキッズデュオインターナショナルセンター南(横浜市都筑区)・三鷹(東京都三鷹市)、えのもと学園/川越幼稚園(埼玉県)は保有する全ての園バスへのNP1特別仕様の導入を決定した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る