BMW 5シリーズ 次期型、3シリーズの敏捷性+7シリーズの快適性…EV版『i5』のプロトタイプ写真公開

急速充電ステーションでは迅速かつ効率的な充電が可能

次期5シリーズには内燃機関搭載車やPHEVを用意

最新の「BMWバーティカル・ダイナミクス・マネジメント」

次期BMW 5シリーズ・セダン のEV版『i5』のプロトタイプ
次期BMW 5シリーズ・セダン のEV版『i5』のプロトタイプ全 10 枚

BMWグループ(BMW Group)は4月26日、ミドルクラスの新型EVセダン、BMW『i5』の最新のプロトタイプの写真を公開した。ベースとなるのは、『5シリーズセダン』の次期型だ。

写真:次期BMW 5シリーズ・セダン のEV版『i5』のプロトタイプ

◆急速充電ステーションでは迅速かつ効率的な充電が可能

i5は次期『5シリーズ』のEVバージョンだ。i5と次期5シリーズセダンは今夏、BMWグループのドイツ・ディンゴルフィン工場で生産を開始し、10月に世界市場での発売を予定している。

i5のプロトタイプは、冬季のテストドライブを通じて、電動パワートレインの性能を繰り返し検証してきた。i5では、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール) システム、アクチュエータのホイールスリップ制限機能、駆動トルク制御システムが密接にリンク。この駆動トルク制御システムのチューニングも、入念に行ってきた。

その後、南フランス・ミラマス郊外のBMWグループの試験場で、走行に関わるすべてのコンポーネントの微調整が行われた。これには、BMW i5の駆動システム、高電圧バッテリー、ヒートポンプ機能付き統合型冷暖房システムを、制御することも含まれている。高電圧バッテリーの予測的な熱管理機能により、DC急速充電ステーションでは、迅速かつ効率的な充電を可能にしているという。

◆次期5シリーズには内燃機関搭載車やPHEVを用意

BMW i5の開発プロセスは、サスペンションのコントロールや先進運転支援システム(ADAS)の微調整を経て、最終段階に突入している。ワールドプレミアを数週間後に控え、次期5シリーズセダンのEVバージョンが、他のモデル同様、優れたドライビングエクスペリエンスを備えているのは明白という。

次期型に搭載される最新の「BMWバーティカル・ダイナミクス・マネジメント」は、5シリーズならではのスポーツ性と乗り心地のバランスをさらに高いレベルにまで高めている。また、「ハイウェイ・アシスタント」は、視線誘導によって先行車との距離を調整し、ステアリングの調整や車線変更を初めて行うなど、自動運転機能を新たな次元に引き上げているという。

次期5シリーズでは、内燃機関、プラグインハイブリッド(PHEV)、フルEVのi5と、パワートレインの選択肢が豊富に用意される。そのため、車両重量がモデルごとに大きく変わる。これを念頭に置き、各モデルで行われるシャシーのチューニングと、それに対応するすべての制御システムの適用により、どのような駆動コンセプトであっても、BMWならではのドライビングプレジャーを実現する、と自負する。

◆最新の「BMWバーティカル・ダイナミクス・マネジメント」

最新のBMWバーティカル・ダイナミクス・マネジメントを、次期5シリーズセダンに採用する。これにより、スポーツ性能の向上と、現行モデルから進化した乗り心地を両立することを目指す。

次期5シリーズセダンには、第9世代のBMWバーティカル・ダイナミクス・マネジメントを導入する。この技術は、新開発の広範囲にネットワーク化された制御ロジックに基づいており、車速、ステアリング角度、ヨーレート、加速度などのデータを考慮して、理想的な減衰力を追求する。新システムでは、数学的に必要な減衰力を計算するのではなく、現在の走行データを物理的に計算することを優先している。これにより、あらゆるドライビングシーンにおいて、明確なボディコントロールと正確なサスペンションレスポンスを実現しているという。

「アダプティブ・サスペンション・プロフェッショナル」は、次期5シリーズセダンの全車に標準またはオプションで装備される。BMWの伝統のドライビングプレジャーを実現するために、次期5シリーズセダンは、『7シリーズ』に迫る乗り心地と、『3シリーズ』のスポーツアジリティを融合しているという。

《森脇稔》

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