噂のLEDマトリックスも装着!ポルシェ 911カブリオレ「992.2」世代デザインが見えた

ポルシェ 911 カブリオレ 改良新型(スクープ写真)
ポルシェ 911 カブリオレ 改良新型(スクープ写真)全 11 枚

ポルシェは現在、主力スポーツカー『911』ファミリー改良新型を開発中だが、派生オープンとなる『911カブリオレ』最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

最新モデルである992世代は2018年に登場し4年が経過。満を持して911全モデルが「992.2」へとアップデートが図られる。

捉えたプロトタイプは、最終デザインがかなり露出しており、フロントエンドでは、コーナーエアインテークのデュアルクロスバーが見てとれる。最近では、タルガのプロトタイプで見られた意匠だが、カブリオレとしては初公開だ。

ポルシェ 911 カブリオレ 改良新型(スクープ写真)ポルシェ 911 カブリオレ 改良新型(スクープ写真)

中央のセクションには、さまざまなドライバー支援システム用のセンサーが1組配置されている。これまでのプロトタイプでは、アクティブスラットが見られたが、このシステムが特定のトリムまたはパワートレインのみに適用されるのかどうかは明らかではない。

目玉の一つと噂されるのがヘッドライトだ。ポルシェは2022年12月に、新開発のHDマトリックスLEDヘッドライトを発表。新ユニットでは現行モデルの2倍の明るさを持ち、約2000フィート(600m)を照射する。現行型は、ハイパーカーの『918』にインスパイアされた、中央のヘッドライトを囲む4つのDRLコンポーネントを特徴とするヘッドライトを装備している。しかし新ユニットでは、ご覧のように中央のライトは完全に取り除かれ、4本のスリムなLEDライトのみへと進化する。

新ヘッドライト技術のコア要素は、1万6000個の個別に制御可能なマイクロLEDを含むマイクロチップだ。4つのライトのうち重要なのは下部にある2つのライトで、各ヘッドライトの外側には広角レンズ、内側には望遠レンズがあり、照射性能が飛躍的に向上しているという。

ポルシェ 911 カブリオレ 改良新型(スクープ写真)ポルシェ 911 カブリオレ 改良新型(スクープ写真)

足回りには、フロントはY字型スポーク、リアは10本ストレートスポークと前後ミスマッチのホイールを装着、ドリルブレーキローターも見える。リアエンドでは、LEDテールライトを黒いテープで覆われているが、バンパーには楕円形のデュアルエキゾーストパイプをインストール、以前の911プロトタイプに見られた丸いパイプよりも、車の中心から離れている。

インテリアには、フルデジタルインストルメントクラスターや、新設計のインフォテイメントディスプレイが配置される。

パワートレインの詳細は不明だが、4.0リットルから派生する小排気量エンジンや、自然吸気4.0リットル水平方向6気筒ユニットの搭載が予想されているほか、PHEV以外のハイブリッドアシストをついに獲得すると思われる。

911改良新型は2023年内にデビュー予定だが、派生モデルは2024年以降となるだろう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 洗車機=傷が付くはもう古い! 最新洗車機の凄さとプラスアルファの洗車法
  2. トヨタがインドで新型SUV『アーバンクルーザー・タイザー』を発表…Aセグメント再参入[詳細写真]
  3. メルセデスAMG『E53』新型、612馬力の電動セダンに…欧州受注開始
  4. 【ヤマハ XSR900GP】開発者が語る「ただの80年代オマージュやレプリカを作ったわけじゃない」
  5. 夜行高速バス「ドリーム号」、深夜の乗務引継ぎを見学する
  6. AC コブラGTロードスター…過去と現代が織りなすデザイン[詳細画像]
  7. 3万ドルなら大人気確定!? テスラの新型コンパクトEVは『モデル2』か否か?
  8. フォルクスワーゲン『ゴルフ』改良新型はよりシャープな表情に[詳細画像]
  9. 超小型EVのKGモーターズが研究開発拠点を新設…人材採用も強化
  10. 快適性と音質の一石二鳥。夫婦が選んだアウディA4の革新的なアップグレード
ランキングをもっと見る