『超痛車天国』!! クオリティの高い作品が集結…ニコニコ超会議2023

超痛車天国 in ニコニコ超会議2023
超痛車天国 in ニコニコ超会議2023全 54 枚

「超痛車天国 in ニコニコ超会議2023」が4月29日、「ニコニコ超会議2023」のイベント内企画として開催された。会場は千葉市の幕張メッセ(ホール2)で、開催期間は30日まで。会場内には漫画やアニメなどのキャラクターが装飾された痛車や痛バイクが並び、大勢の観客やコスプレイヤーが訪れていた。

このイベントの特徴は、展示された各車両のクオリティがバツグンに高いところ。なかには過去の痛車コンテストで受賞した経歴を持つオーナーが手掛けた愛車も展示されていた。

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特に来場者の注目を集めていた車両は、「ぜろひな氏」が手掛けたトヨタ『セリカ』。ぜろひな氏は16年以上前から痛車を作り続けているベテラン痛車オーナーで、今回は「ウマ娘 プリティーダービー」の「ナイスネイチャ」の痛車で参加。そして痛車に華を添えたコスプレイヤーは「琴羽つばさ氏」だ。

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痛車歴の長いぜろひな氏は、これまでに何台もの痛車を手掛けてきており、現在も複数台所有している玄人。16年前といまの痛車文化の違いについて伺うと、「市民権を得てきた感じはします。昔の痛車は文字通り“痛い車”という自虐的なイメージでしたけど、いまは変わってきている気がします」と振り返る。周囲からの反応以上に変化しているのは、ラッピングシートの進化だそうだ。いまのシートは昔と違い、比較的簡単に貼れるようになっている。また、印刷技術が進化したおかげで、シートを何枚も重ね貼りせずにカラフルな痛車を作れるとのこと。

なお、ぜろひな氏はいまも新しい痛車を制作中で、仕事が終わると毎日のようにガレージにこもって作業を行っているそうだ。

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もうひとりの痛車オーナー、北海道から参加した「こねっち氏」は、人気Vtuber「天音かなた(ホロライブプロダクション)」を展示。ベース車両は三菱『ランサーエボリューションIX』だ。こねっち氏は天音かなたの魅力について、「声もキャラクターもかわいいんです。彼女の歌は、曲によって様々な表情を魅せてくれるので、そのイメージを痛車にデザインしました」と語る。こねっち氏の言葉の通り、この痛車は左右側面のデザインがガラリと異なっている。ただ好きなキャラクターをラッピングするのではなく、キャラクター性を車体のデザインに落とし込んで仕上げた至極の痛車だった。

《佐藤隆博》

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