ルノー クリオ改良新型、欧州で「アルピーヌ」仕様が登場

専用グリルやバンパーでスポーティさを強調

アルピーヌの精神を反映したインテリア

最大40%の燃費向上が可能な「E-TECH」ハイブリッド設定

ルノー・クリオ(ルーテシア)改良新型の「エスプリ・アルピーヌ」
ルノー・クリオ(ルーテシア)改良新型の「エスプリ・アルピーヌ」全 10 枚

ルノー(Renault)は4月18日、Bセグメントに属するコンパクトカー『クリオ』(日本名:『ルーテシア』に相当)の改良新型に、欧州で「エスプリ・アルピーヌ」を設定すると発表した。

写真:ルノー・クリオ(ルーテシア)改良新型の「エスプリ・アルピーヌ」

エスプリ・アルピーヌは、ルノーグループ傘下の高性能車ブランド「アルピーヌ」のDNAにインスパイアされたスポーティな内外装が特長だ。エスプリ・アルピーヌの第一弾が、ミドルクラスの新型SUV『オーストラル』だった。これに続くエスプリ・アルピーヌの第二弾が、3列シートの最上位SUV『エスパス』新型。改良新型クリオは、エスプリ・アルピーヌの第三弾モデルになる。

◆専用グリルやバンパーでスポーティさを強調

ルノー・クリオ(ルーテシア)改良新型の「エスプリ・アルピーヌ」ルノー・クリオ(ルーテシア)改良新型の「エスプリ・アルピーヌ」

改良新型クリオのエスプリ・アルピーヌでは、フロントグリルの下にモータースポーツからインスピレーションを受けたエアフォイルを装備した。ブレードは、マットシェールグレーで仕上げられる。リアバンパーの下側もマットシェールグレー仕上げで、ディフューザーが装備された。バンパーに設けられたエアロダイナミクススクープは、リアのワイド感を強調し、よりスポーティな印象を与えるという。

フロントグリルは、改良新型クリオのスポーティなデザインを強調するものだ。ホットスタンプが施されており、中央部分のダークカラーから、両端部分ではグロッシークロームへと変化する。グロッシーブラックのラインは水平に配され、ヘッドライトまで伸びている。ルノーのロゴは、専用のアイスブラックのブラッシュドアルミ仕上げとした。フロントフェンダーには、「Esprit Alpine」のエンブレムが追加されている。

エスプリ・アルピーヌには、アルピーヌのDNAを表現した17インチアルミホイールが付く。ダイヤモンドカットのブラックにスモーキーグレー加工を施し、ブルーまたはグレーのセンターキャップを添えた。リアのエンブレムは、ディープグロッシーブラック仕上げとなる。

◆アルピーヌの精神を反映したインテリア

ルノー・クリオ(ルーテシア)改良新型の「エスプリ・アルピーヌ」ルノー・クリオ(ルーテシア)改良新型の「エスプリ・アルピーヌ」

インテリアは、スポーティさを追求する。シートは、横方向のサポート性を引き上げたデザインとした。シート中央と背面には、明るいグレーをあしらう。シートには、Y字型のパターンを配した。ブルーのオーバーステッチと、アルピーヌブランドの「A」のロゴも採用、サイドには、フランス国旗の赤、白、青をステッチで表現している。

ステアリングホイールは、アルピーヌの精神を反映するために特別にデザインされた。赤、白、青のダブルオーバーステッチ、パンチング素材、中央のアイスブラックのロゴなどが特長だ。ダッシュボードには、フランス国旗の刺繍が施された。シートベルトには、ブルーの縁取りが入る。アルミ製ペダルやフロントのドアシルは、エスプリ・アルピーヌ専用だ。

シートと背もたれには、再生PET(ポリエチレン)を72%使った。シートサイドには、再生グレインコート13%含んだファブリックを使用している。

◆最大40%の燃費向上が可能な「E-TECH」ハイブリッド設定

パワートレインには、最新の「E-TECH」ハイブリッドが設定された。F1で培ったノウハウが、エネルギー回収と回生に生かされるなど、150以上の特許技術を導入している。

ハイブリッドパワートレインは、1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力94ps)に、2つの電気モーター(最大出力36kWのモーターと18kWのスタータージェネレーター)を組み合わせたものだ。システム全体で、145psのパワーを獲得する。トランスミッションには、インテリジェントなマルチモードクラッチレスドッグギアボックスを採用した。蓄電容量1.2kWhのバッテリーを搭載する。

E-TECHハイブリッドパワートレインは、エンジンと電気モーターの作動を最大14通りに組み合わせて、エネルギー効率を最適化した。発進時には電気モーターで駆動し、都市部では最大80%の時間、電気モーターを使うことができ、従来のガソリンエンジンと比較して最大40%の燃費向上が可能という。効率的なパワートレインの効果で、CO2排出量は93g/kmに抑えた、としている。

《森脇稔》

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