ホンダの今期の年間配当は30円増配の150円、日産は5円増の15円以上に[新聞ウォッチ]

ホンダCR-V北米仕様
ホンダCR-V北米仕様全 3 枚

大手自動車メーカーの2023年3月期の決算発表もピークを迎えているが、きのう(5月11日)はSUBARU(スバル)、ホンダ、日産自動車の3社が決算説明会を行った。

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きょうの各紙もその関連の記事を取り上げているが、このうち、読売は、日産の2024年3月期連結決算の業績予想について「売上高が前期比17.0%増の12兆4000億円で過去最高になる」などと報じている。

◆「稼げる新型車が出てきた」日産

「半導体不足の緩和による販売増や値上げの効果で、カルロス・ゴーン前会長の逮捕に伴う経営混乱前を上回る水準となる」とも伝えており、最終利益予想も42.0%増の3150億円。世界販売台数は21.0%増の400万台を見込む。年間配当予想も前期比5円増の15円以上としている。

『エクストレイル』などの新型車を相次ぎ投入しており、日産の内田誠社長は「環境は厳しいが、半導体供給も回復して、稼げる新型車が出てきた」と述べた。

◆ホンダは売上高、営業利益が過去最高になる予想

ホンダも24年3月期は、売上高が7.6%増の18兆2000億円、本業のもうけを示す営業利益が19.1%増の1兆円と、いずれも過去最高になると強気の予想だ。今期の年間配当も前期比30円増の150円に増配する方針という。

きょうの日経も「日産・ホンダ、2桁増益へ、今期、半導体不足が緩和」とのタイトルで「自動車大手の業績回復が鮮明になっている」と報じている。

ただ、ホンダの場合、23年3月期の最終利益は1.7%減の6952億円と減益となった。中国や米国での販売が大きく落ち込んだ四輪車事業の営業利益率が0.4%と赤字スレスレとなるなど、相変わらず販売が好調の二輪車の足を引っ張っており、初の1兆円の利益予想も手放しでは喜べない台所事情のようだ。

2023年5月12日付

●日産売上高12.4兆円、24年3月期、半導体不足が緩和(読売・10面)

●エネオス再編加速、成長分野に資源集中(読売・10面)

●スバル新EV 3車種を投入、SUV、26年までに(読売・10面)

●空港の地上業務員不足、コロナ禍で約2割減、国が対策へ(朝日・1面)

●ホンダ営業利益初の1兆円予想、来年3月期、半導体不足が改善(朝日・7面)

●ソフトバンクG 9701億円赤字、23年3月期、2期連続投資で損失(毎日・2面)

●G7期間、交通量半減に 広島、休校・工場停止で協力(産経・25面)

●東海道新幹線で自動運転テスト、遅延なし、停車位置も「合格」(東京・2面)

●石油元売り3社減益、前期最終、原油高一服で(日経・15面)

GSユアサとホンダ正式契約、EV電池新会社(日経・15面)

スバル、今純利益5%増、米国好調、円高の影響消す(日経・17面)

《福田俊之》

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