1台限りの『765 LT スパイダー』、F1のランド・ノリスに納車…マクラーレンがカスタム

グロスブルーティントのビジュアルカーボンファイバー外装

ランド選手らしい配色としたインテリア

0~100km/h加速2.8秒で最高速330km/h

マクラーレン 765 LT スパイダー の「MSO Lando Norris 1 of 1」
マクラーレン 765 LT スパイダー の「MSO Lando Norris 1 of 1」全 10 枚

マクラーレンオートモーティブ(McLaren Automotive)は5月15日、F1ドライバーのランド・ノリス選手に、「マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)」によるカスタマイズが施された2ドアオープンスーパーカー『765LTスパイダー』を納車した、と発表した。

写真:マクラーレン 765 LT スパイダー の「MSO Lando Norris 1 of 1」

◆グロスブルーティントのビジュアルカーボンファイバー外装

マクラーレン 765 LT スパイダー の「MSO Lando Norris 1 of 1」マクラーレン 765 LT スパイダー の「MSO Lando Norris 1 of 1」

23歳のノリス選手は、自身のロゴを取り入れた1台限りの仕様を作り上げた。765LTスパイダーの「MSO Lando Norris 1 of 1」は、グロスブルーティントのビジュアルカーボンファイバーの外装に、アクセントとして細部にサテンビジュアルカーボンファイバーを使用した。この仕様は、1981年のF1マシン「MP4/1」以来、軽量かつ強固なカーボンファイバーが、マクラーレンのすべての市販車とレーシングカーのベースとなっていることを現している。

足元は、サテンブラックのホイールと、「ランドイエロー」のブレーキキャリパーで引き締められた。この色合いは、ランド選手のF1マシンのナンバーが「4」であることにちなんで、4本のラインで構成された「ランド・グラフィック」でも使用されている。これを右側のアイソケットとアクティブリアウィングの下に配しており、後者はウィングがハイダウンフォースの際にだけ、見える演出とした。

3種類の「カーボンファイバーエクステリアアップグレードパック」をすべて使用した。これには、フロントスプリッター、フロントフェンダー&リアディフューザー、エアインテーク、サイドスカート、ドアミラーが含まれる。ルーフのトノーとリアのエアロブリッジもMSOディファインドカーボンファイバー仕上げだ。同じくMSOディファインドカーボンファイバー仕上げのボンネットには、軽量なダーククロームでマクラーレンのエンブレムをあしらう。「ステルスパック」も使用して、リアウィングの可動メカニズムと、4本出しのチタン製エグゾーストは、抑えの効いた仕上げとした。

◆ノリス選手らしい配色としたインテリア

マクラーレン 765 LT スパイダー の「MSO Lando Norris 1 of 1」マクラーレン 765 LT スパイダー の「MSO Lando Norris 1 of 1」

インテリアも、ノリス選手らしい配色とした。カーボンファイバー製のレーシングシートは、ネイビーブルーのトリムにネイピアのステッチを施し、ヘッドレストには同選手のイニシャルを含む「LN4」のロゴが刺繍されている。ドアとダッシュボードのトリムも、ネイビーブルーのアルカンターラ。アクセントにネイピアステッチを使用し、ドアのアタッチメントには白のピンストライプをペイントしている。

ドアを開けると、MSOカスタムのダークティントのカーボン製ユニオンフラッグシルが現れる。ここには、ランド選手のグラフィックが施された。MSOカスタムのステアリングホイールは、ブルーティントのカーボンフェード。そこに、白のトップマークとイエローのランド選手のグラフィックを配している。

足元は助手席側も含めて、LN4のロゴとネイピアのステッチをあしらったMSOカスタムのフロアマットで覆い、その奥のペダルはブルーアノダイズ仕上げとした。MSOデディケーションプレートもはめ込まれ、ランド選手自身によるカスタム仕様であることを証明している。

◆0~100km/h加速2.8秒で最高速330km/h

765LTスパイダーのミッドシップには、「M840T」型4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。平面クランクシャフトとドライサンプ潤滑を備え、超低慣性ツインスクロールターボチャージャーと電子制御ウェイストゲートを備えている。LT専用の鍛造アルミ製ピストン、マクラーレン『セナ』で使用されているレイヤーヘッドガスケット、バルブトレインの超高効率カーボンコーティングを採用。専用の燃料ポンプとオイルポンプが流量を最適化し、専用チューンされたエンジンマネジメントシステムが、出力の増加を制御する。これらの結果、最大出力は765ps/7500rpm、最大トルクは81.6kgm/5500rpmへ引き上げられた。

7速「SSG(シームレス・シフト・ギアボックス)」トランスミッションのギア比は、765LTスパイダー用に最適化されており、スロットル入力に対して、ほぼ瞬時のレスポンスを可能にするという。765LTスパイダーは0~100km/h加速2.8秒、0~200km/h加速7秒、最高速330km/hの性能を可能にしている。

《森脇稔》

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