JR北海道が協力姿勢の新幹線函館延伸…知事は「注視したい」

函館~新函館北斗間で運行されている新幹線連絡列車の『はこだてライナー』。函館市では工藤市政時代から同列車の強化を打ち出しており、函館市の財界も依然、その考えが根強く、北海道新幹線の函館延伸は先行きが不透明だ。
函館~新函館北斗間で運行されている新幹線連絡列車の『はこだてライナー』。函館市では工藤市政時代から同列車の強化を打ち出しており、函館市の財界も依然、その考えが根強く、北海道新幹線の函館延伸は先行きが不透明だ。全 3 枚

鈴木直道北海道知事は5月18日に開かれた定例会見で、北海道新幹線の函館延伸調査について記者の質問に答えた。

この件を選挙公約としていた函館市の大泉潤市長は「6月の政策予算に調査費を盛り込みたいとイメージしている」と述べており、JR北海道の綿貫泰之社長は要請があれば調査に協力する意向を示している。

しかし、地元の経済界では延伸について否定的な意見が根強いという報道があり、広域自治体としての北海道の出方が注目されている。

鈴木知事と大泉市長は5月16日に面会しており、北海道と函館市の連携強化が確認されたという報道が流れているが、その場に函館延伸の話が出たのかという質問について鈴木知事は「具体的にそういったお話はございませんでした」と述べた。

また、サポートをする意思があるのかどうかという質問に対しては「函館市のほうから何かお話があれば、そこは必要な支援などについても検討するということになるのではないか」と述べ、動きを注視したい考えを示している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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