デュカトの大開口を活かしたウッドテラスで自然の空気を満喫:ホワイトハウス『クールキャブ テラス』…フィールドスタイル2023

デュカトをベースにしたホワイトハウスの新たなキャンピングカー
デュカトをベースにしたホワイトハウスの新たなキャンピングカー全 8 枚

ホワイトハウスが満を持してフィアットデュカト』ベースのキャンピングカーを公開。大開口を活かした大きなテラスはフィールドスタイル2023の会場でも注目の的だ。

フィアット・デュカトの5つの国内正規ディーラーの1つであるホワイトハウス。1月のジャパンキャンピングカーショーで唯一、デュカトのキャンピングカー仕様を展示していなかったものの、今回が初公開となった。

大きなポイントはクルーキャブ・セカンドシートを利用して、5人乗りにカスタムしている点とリアゲート後方に展開できるテラスだ。

テラスは家具下に内蔵され、スライド式で手軽に展開できる。外に展開するフロアボードは2枚で、リアゲートの後ろに伸びる1枚の左右、後方の3方向の好きな位置にもう1枚を延長して使える。しっかりとした強度があり、大人2人がベンチやテーブルを出して、ゆったりとアウトドアならではの空気を満喫するのにピッタリ。星空を楽しみたい人などにもうってつけだ。

クルマの中で過ごすのではなく、テントを張って自然を楽しむ本来のキャンプの姿をクルマを使って行うとしたらどうなるか、と考えて制作したと言うこのクルマの装備は至ってシンプル。キャンプ用の架装部分としては3人就寝のベッド(192×180cm)やミニキッチンなどが付いている程度だ。

FFヒーターや家庭用エアコンなどの設置も可能だが、同社では「暑さ、寒さも含め、ロケーションを楽しむ提案をしたい」と敢えて標準装備にはしなかった。

欧州風のバンライフというよりも北米などで流用しているオーバーランドのテイストを感じるカスタム内容で、日本におけるデュカトの新しい提案と言える1台。

オーバーランドと言えば、ルーフトップテントを採用するものが多いが、車高の高いデュカトでは、日本の駐車場や交通事情では難しい。そこで、このスライド式テラスでリラックススペースを外に出すことによって、乗車空間、就寝空間、リラックス空間のどれも犠牲にすることなく、1台にまとめたという発想の転換は見事と言えよう。

なお、ホワイトハウスのブースではこのほかバギーやグランピング用の大型ドームの新商品も公開している。

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