トヨタ ハイエースなど3万9000台をリコール…排出ガス防止装置に不具合

トヨタ・ハイエース バン
トヨタ・ハイエース バン全 4 枚

トヨタ自動車は5月25日、『ハイエース』など3万9000台について、排出ガスが基準値を満たさないおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

[表:対象車種]

対象となるのはトヨタ『ハイエース』とOEM供給モデルのマツダ『ボンゴ ブローニイバン』のディーゼル車で2021年9月13日~2022年7月7日に製造された3万9010台。

対象車両は、排出ガス防止装置の尿素SCRシステムにて、尿素水配管のヒータ用配線の加工および固定が不適切なため、走行時の振動等により断線することがある。そのため、警告灯が点灯して、尿素SCRシステムが停止し、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ヒータ配線付き尿素水配管を対策品に交換する。

不具合は20件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

なお、交換修理用部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両14台と、車両が特定できない部品81個もリコールの対象となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  4. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  5. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る