コンチネンタルから独立して電動化に特化、ヴィテスコ・テクノロジーズ…人とくるまのテクノロジー展2023

コンチネンタルから独立したヴィテスコ・テクノロジーズ
コンチネンタルから独立したヴィテスコ・テクノロジーズ全 14 枚

5月24日から3日間にわたってパシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」では、約500社がブース出展を行った。今回、このイベントに初めて出展したのがヴィテスコ・テクノロジーズ・ジャパンというパワートレインのサプライヤーだ。

eアクスルやセンサー類を出展

ドイツのメガサプライヤーであるコンチネンタル・オートモーティブから、パワートレイン部門が独立したのがヴィテスコ・テクノロジーズだ。電動化に特化した駆動系部品の開発および販売を行う目的で、2021年9月に設立された。日本法人は、コンチネンタル時代からの横浜に拠点を構えている。

人とくるまのテクノロジー展における展示の目玉は、同社が“次世代のeアクスル”と呼ぶ「EMR4(High Voltage Axle Drive)」だ。永久磁石同期型モーターに、パワーエレクトロニクスと減速機を組み込んでいる。拡張性が高いのが特徴で、乗用車であればAセグメントのコンパクトカーから大型のミニバンやSUVまで幅広く対応できるという。出力は80kWから230 kW、トルクは1700Nmから最大4000 Nmを発生する。


《石川徹》

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  3. ジェイソン・ステイサムが『トランスポーター』つながりで魅力をアピール!? VWが新型カーゴバンをメキシコで発表
  4. 軽キャンピングカー最大級の空間、ダイハツ『アトレー』ベースで363万9000円から
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る