ボルボ最小電動SUV『EX30』、インテリアを先行公開

12.3インチのセンタースクリーン

Googleの3つのサービスを車載化

複数のスピーカーをひとつのサウンドバーに集約

グローブボックスはセンタースクリーンの下に配置

4種類のインテリア「ルーム」から選択可能

ボルボ EX30
ボルボ EX30全 10 枚

ボルボカーズは5月31日、ワールドプレミアを6月7日に行う予定の新型コンパクト電動SUV『EX30』(Volvo EX30)のインテリアの写真とスケッチを先行公開した。

◆12.3インチのセンタースクリーン

ボルボ EX30ボルボ EX30

EX30のテーマである「集約化」は、ダッシュボードの中央に配置された12.3インチのセンタースクリーンに表れている。そこには、ドライバーに必要な関連する情報がすべて表示される。ひとつの画面にすべてを集約することで、運転席に広さを感じさせるとともに、素材の使用量も削減することができるという。

また、センタースクリーンには、最も重要な情報以外のものを取り除き、集中力を高める「Calm」表示も用意されている。この機能は、とくに夜間に有効で、長時間の運転で目にかかる負担を軽減することができる、と自負する。

ボルボカーズは、共同出資している「HaleyTek」ソフトウェアのジョイントベンチャーを通じて、「ECARX」と緊密に協力している。優れたインフォテインメントプラットフォームを世界中に提供するのが狙いだ。

◆Googleの3つのサービスを車載化

最先端のインフォテインメントを目指して、Google(グーグル)搭載のEX30には、「Googleアシスタント」によるハンズフリー支援、「Googleマップ」のナビゲーション、「Google Play」のお気に入りアプリが、すべて組み込まれている。また、EX30はボルボ車として初めて、ワイヤレスのApple 「CarPlay」機能を搭載している。

ボルボのインフォテイメントシステムは、通信環境に応じて、5Gが利用できる。クアルコム・テクノロジーズの「Snapdragon Cockpit Platforms」により、高速の応答でプレミアムな車内体験を追求している。

また、EX30は、ひとつの画面でより集中して楽しいドライブができるよう、スマートに複雑さを取り除いており、画面操作の前後関係や意図を考えたユーザー体験を可能にする。加えて、車への搭載が初となる、ダッシュボードの横幅をフルに使ったサウンドバーや、スマートな収納のアイデアなどにより、より少ないスペースで大型車と同様の体験を実現するための工夫が施されている。

◆複数のスピーカーをひとつのサウンドバーに集約

ボルボ EX30ボルボ EX30

EX30に搭載されたサウンドバーは、このようなタイプは初めての試みで、ホームオーディオのデザインからインスパイアされたものだ。複数のスピーカーをひとつのサウンドバーにまとめた。「Harman Kardon」のハイエンドなサウンドシステムと組み合わせることで、お気に入りの音楽やポッドキャストを、高音質で聴くことができるという。

サウンドバーは、スマートなデザインを実現したひとつの例だ。スピーカーをひとつのコンポーネントにまとめ、配線や素材の量を減らしている。このサウンドバーは、フロントガラスのすぐ下に位置する。ドアにスピーカーが不要になったことで、収納スペースを増やすことを可能にした。

また、ウィンドウスイッチをセンターコンソールに移した。これにより、運転席と助手席のどちらからも、手が届きやすいようにしている。

◆グローブボックスはセンタースクリーンの下に配置

インテリアには、サステナブルな考え方を取り入れた。デニム、亜麻、ウールなどのリサイクル素材や再生可能な素材、多彩な色や質感を使用している。グローブボックスは、センタースクリーンの下に配置した。これは、フラットフロアによってもたらされた新たなスペースを活用したもので、運転席と助手席の両方からアクセスしやすくしている。

センターコンソールは、汎用性が高いスライド式だ。カップホルダーの上部をスライドさせて飲み物やスマートフォンを置いたり、後ろにスライドさせてより多くの収納を確保したりすることもできる。下部の空間には、サングラスやイヤホンなどの小物のための保護収納スペースがあり、上部の大きなオープンスペースにはバッグを置くこともできる。

後席では、フロントシート背面の専用ポケットに携帯電話を収納できるほか、センターコンソールの下からはスライド式の収納ボックスが出てくる。テールゲートの内側には、サイズガイドが付く。例えば、組み立て式のテーブルを買う際、積載可能かどうかを判断するのに役立つという。

◆4種類のインテリア「ルーム」から選択可能

EX30では、4種類のインテリア「ルーム」から選ぶことができる。各ルームは、素材に関してよりサステナブルなアプローチをとっており、それぞれが異なる内容だ。例えば、あるルームでは、デニムの魅力を取り入れ、デニムのリサイクル工程で発生する廃棄物を使用している。

その他の素材としては、古い窓枠やローラーシャッターなどの廃棄物から作られた再生プラスチック、ボルボカーズ・テックファンドが出資するBcompが手がける亜麻仁由来の再生可能な繊維の亜麻、責任をもって調達された70%の再生ポリエステルを含むウールブレンド、再生プラスチックを含む3D編みニットのシート素材を選択することができる。

また、EX30では、ペットボトルなどのリサイクル素材や、スウェーデンやフィンランドの森林から採取されたバイオ素材のテキスタイルを用いた素材「ノルディコ」のシートを選ぶことも可能、としている。

《森脇稔》

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