BMW『i5』、5シリーズ 新型のEVは340馬力モーター搭載…欧州で発表

1回の充電での航続は最大582km

30分でバッテリー容量の80%を充電可能

フルデジタルの「BMWカーブド・ディスプレイ」

BMW i5 の「eDrive40」
BMW i5 の「eDrive40」全 10 枚

BMWは5月24日、ミドルクラスセダン「5シリーズセダン」新型のEV『i5』を欧州で発表した。

写真:BMW i5

◆1回の充電での航続は最大582 km

i5の標準グレードが、「eDrive40」だ。リアアクスルに搭載された電気モーターが後輪を駆動する。モーターの最大出力は340hp、最大トルクは43.8kgmを引き出す。スポーツブーストまたはローンチコントロール作動時には、0~100km/h加速を6秒で駆け抜ける。最高速は193km/hに到達する。

省スペース型の高電圧バッテリーはアンダーボディに搭載され、蓄電容量は81.2kWhとした。1回の充電での航続は、最大582 km(WLTPサイクル)。効率的な電気モーターに加えて、最新版のアダプティブ・リキュペーション、室内や駆動部、高電圧バッテリーのヒートポンプ技術の組み合わせが、長い航続に貢献しているという。

また、「MAX RANGE」機能では、パワーと速度を制限し、快適機能を停止することで、航続を最大25%伸ばすことができるという。

◆30分でバッテリー容量の80%を充電可能

BMW i5 の「eDrive40」BMW i5 の「eDrive40」

BMW i5の「コンバインド・チャージング・ユニット(CCU)」は、標準では最大11kW、オプションでは最大22kWの出力でAC(交流)充電が可能。高電圧バッテリーは、最大205kWの出力でDC(直流)充電できる。これにより、約30分でバッテリー容量の80%を充電することが可能だ。また、i5は、「プラグ&チャージ」機能を導入したBMWブランド初のモデル。これにより、アプリや充電カードを使用することなく、充電ステーションで車両を自動的に認証する。

フロントには、ツインヘッドライトと最新のBMWキドニーグリルを装着した。ほぼ垂直に配置されたLEDは、ウインカーとデイタイムランニングライトとして機能する。BMWキドニーグリルは、ワイドなデザイン。オプションで光るキドニーグリルの「BMWアイコニック・グロー」が選択できる。

Cピラーには、「5」の文字をエンボス加工した。ダイナミックに伸びたプロポーションが、力強いリアエンドへと続いていく。クロームストリップで仕切られたフラットなテールライトは、L字型とした。ボディサイズは、全長5060mm、全幅1900mm、全高1515mm、ホイールベース2995mmだ。

◆フルデジタルの「BMWカーブド・ディスプレイ」

BMW i5 の「eDrive40」BMW i5 の「eDrive40」

コックピットは、操作スイッチの数が大幅に削減された。これは、いっそうのデジタル化を推進したことの効果だ。フルデジタルディスプレイの「BMWカーブド・ディスプレイ」は、12.3インチのインフォメーションディスプレイと14.9インチのコントロールディスプレイで構成されている。ステアリングホイールは、フラットボトムの新デザイン。コントロールパネルやセンターコンソールのセレクターレバーには、触覚フィードバックが採用されている。

オプションで、「BMWインタラクション・バー」を用意した。クリスタルサーフェス構造を採用したバックライト付きのバーが、ダッシュボード全体からドアパネルまで広がる。タッチセンサー付きのコントロールパネルも採用している。

新デザインのスポーツシートが標準装備された。オプションのコンフォートシートは、電動でさまざまな調整が可能。また、ブランドで初めて、フルヴィーガンインテリアを標準装備した。シート、ダッシュボード、ドアパネル、ステアリングホイールなどに、動物由来のレザーの使用を取りやめた。シート表皮は、レザーに似た特性を持つ「Veganza」。オプションで「BMWインディビジュアル」によるメリノレザーのツートン内装が選択できる。

《森脇稔》

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