跳ね上げ式ドア採用か? フェラーリの次世代スーパーハイブリッド「F250」の姿

フェラーリの次世代スーパーハイブリッド「F250」(仮)プロトタイプ
フェラーリの次世代スーパーハイブリッド「F250」(仮)プロトタイプ全 28 枚

フェラーリが現在開発中の、次世代ハイパーカー『F250』(社内コード)の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

捉えた車両は、『296』のヘッドライトや『SF90』のテールライトを装着するなど新旧コンポーネントを寄せ集め厳重にカモフラージュしている。それでも、巨大なフロントエアインテークや、ボンネットのワイドなベントが見てとれるほか、側面は生産ボディそのままのようで、フォード『GT40』や『ラ・フェラーリ』のようにドアの切れ込みがルーフまで伸びていることから、跳ね上げ式ドアが採用されるとみられる。

フェラーリ F250(仮)プロトタイプ(スクープ写真)フェラーリ F250(仮)プロトタイプ(スクープ写真)

またフロントウィンドウの下隅には、高電圧を示すステッカーが貼られており、電動パワートレインを搭載することが確認できる。リアエンドには円形のデュアルエキゾーストパイプが装着されているが、これはダミーだ。本物の排気管はそれよりも少し上に配置され、メッシュの後ろに隠されている。

多層タイプのサイドエアインテークは、シートの後ろに大きなエンジンがあることを示唆している可能性もあるが、噂によるとV12エンジンはダウンサイジングされ、ハイブリッドパワートレインに取って代わられるという。

フェラーリ F250(仮)プロトタイプ(スクープ写真)フェラーリ F250(仮)プロトタイプ(スクープ写真)

それがV6になるのか、V8になるのかは現段階では不明だが、少なくとも1つの電気モーターを積み最高出力は1000ps以上を発揮するだろう。新型レーシングカーの『499P』には、296GTB/GT3から採用されたV6エンジンが搭載されているため、このラ・フェラーリ後継モデルが6気筒であっても驚くことではないだろう。

F250(仮)のワールドプレミアは2024年内と予想され、クーペに続いて2020年後半にはスパイダーとハードコアモデル「XX」が登場する予定だ。総生産台数は828台と考えられ、その内訳はクーペ599台、スパイダー199台、XXは30台と予想されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  5. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る