【鈴鹿8耐】SUZUKIのAutoRace Ube Racing Teamがテスト初日トップタイム

総合トップタイムのAutoRace Ube Racing Team(津田拓也/ハーフィス・シャハリン/ダニエル・リンフット)
総合トップタイムのAutoRace Ube Racing Team(津田拓也/ハーフィス・シャハリン/ダニエル・リンフット)全 10 枚

三重県・鈴鹿サーキットで7日、鈴鹿8耐の4メーカー合同テストが行われ、SUZUKIのAutoRace Ube Racing Team(津田拓也/ハーフィス・シャハリン/ダニエル・リンフット)が2分6秒972のトップタイムを記録した。

8月4日~6日の日程で開催される2023 FIM世界耐久選手権 "コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会の4メーカー合同テスト(SUZUKI・Kawasaki・Honda・YAMAHA)が6月7日に鈴鹿サーキットで行われた。

前日に降った雨の影響もほとんどなく、ドライコンディションでセッションは進行。ライダーの体制やマシンのカラーリング、さらには車体に貼られているゼッケン番号が暫定のチームもあったが、9時15分から30分間、11時15分から30分間、15時15分から2時間の計3セッションが行われ、各チーム精力的にテスト走行を重ねた。

1回目はTOHO Racing(清成龍一/國峰啄磨)が、2回目はTeam HRC(タラン・マッケンジー/チャビ・ビエルゲ)が、3回目はAutoRace Ube Racing Team(津田拓也/ハーフィス・シャハリン/ダニエル・リンフット)がそれぞれトップタイムを記録。総合では3回目のセッションでAutoRace Ube Racing Teamが記録した2分6秒972が最速タイムで、2番手、3番手も同じく3回目のセッションで自己ベストを更新したTOHO Racing(2分7秒059)、Team HRC(2分7秒096)の順となった。

4番手はAstemo Honda Dream SI Racing(渡辺一馬/作本輝介/水野涼)、5番手はSDG Honda Racing(名越哲平/國井勇輝)。以下Honda Asia-Dream Racing with SHOWA(ザクワン・ザイディ/アンディ・ファリド・イズディハール/ナカリン・アティラットプワパット)、S-PULSE DREAM RACING・ITEC(ジョシュ・ウォータース)、Yoshimura SERT Motul(亀井雄大)と続いた。

この日は4メーカー合同テストに参加していないチームも、8耐特別スポーツ走行枠で30分3回のテスト走行を行ったが、MURAYAMA HONDA(秋吉耕佑/出口修/今野由寛)が唯一2分10秒を切り、2分7秒899を記録。これは4メーカー合同テストの6番手に匹敵するタイムで、周囲を驚かせた。

翌7日にはタイヤメーカー合同テストと、引き続き8耐特別スポーツ走行が行われる。7月に入ると5日・6日の日程で鈴鹿8耐公式の合同テストが開催され、本番は8月4日に予選1回目が、5日に予選2回目とトップ10トライアルが行われ、鈴鹿8耐決勝レースは6日11時30分に8時間先のチェッカーフラッグを目指してスタートする。

■鈴鹿8耐4メーカー合同テスト結果(トップ10)

1. AutoRace Ube Racing Team(津田/シャハリン/リンフット)2分6秒972
2.TOHO Racing(清成/國峰)2分7秒059
3.Team HRC(マッケンジー/ビエルゲ)2分7秒096
4.Astemo Honda Dream SI Racing(渡辺/作本/水野)2分7秒422
5.SDG Honda Racing(名越/國井)2分7秒480
6.Honda Asia-Dream Racing with SHOWA(ザクワン/アンディ/ナカリン)2分7秒952
7.S-PULSE DREAM RACING・ITEC(ウォータース)2分8秒031
8.Yoshimura SERT Motul(亀井)2分8秒440
9.Team KODAMA(児玉)2分8秒485
10.Team ATJ with JAPAN POST(岩田/高橋/小山)2分8秒769
※2台を走らせたチームは、速いタイムを記録した車両だけを採用しています。

《藤木充啓》

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