レンジローバー・スポーツ に2024年型、635馬力の「SV」登場…欧州で発表

0~96km/h加速3.6秒で最高速は290km/h

最新世代の「Pivi Pro」インフォテインメントシステム

PHEVは最大出力550psの「P550e」に進化

レンジローバー・スポーツ SV
レンジローバー・スポーツ SV全 10 枚

ランドローバーは5月31日、SUV『レンジローバー・スポーツ』(Range Rover Sport)の高性能グレード「SV」を欧州で発表した。同時に2024年モデルも発表されている。

写真:レンジローバー・スポーツ SV

◆0~96km/h加速3.6秒で最高速は290km/h

『レンジローバー・スポーツSV』は、これまでで最も速く、最もダイナミックで、技術的に進化したレンジローバー・スポーツになるという。従来型レンジローバー・スポーツに用意されていたシリーズの頂点に立つ高性能グレード『レンジローバー・スポーツSVR』の後継モデルになる。

レンジローバー・スポーツSVには、4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力は635ps、最大トルクは76.5kgmを引き出す。従来型レンジローバー・スポーツSVRの5.0リットルV型8気筒ガソリンスーパーチャージャーエンジン(最大出力575ps、最大トルク71.4kgm)に対して、パワーは60ps、トルクは5.1kgm引き上げられた。

レンジローバー・スポーツSVの動力性能は、0~96km/h加速が3.6秒、最高速が290km/h。それでいて、マイルドハイブリッド技術の導入により、CO2排出量は、従来型レンジローバー・スポーツSVR比で15%削減している。

◆最新世代の「Pivi Pro」インフォテインメントシステム

レンジローバー・スポーツ SVレンジローバー・スポーツ SV

SVの設定に合わせて、レンジローバー・スポーツ全車に2024年モデルが登場した。最新世代の「Pivi Pro」インフォテインメントシステムを搭載する。鮮明で直感的なインターフェースを備えており、13.1インチのフローティングガラスタッチスクリーンを通じて、車両の主要機能をコントロールすることができる。

また、センターコンソールに配置していたエアコンダイヤルやオーディオのボリュームスイッチ類をPivi Pro内に統合。新たに、オーディオの音量調整やエアコンのコントロールが行えるスライド式のサイドバーを採用した。これにより、どのメニュー画面からでも、主要な機能を直接、正確に操作することができ、約80%のタスクはホーム画面から2タップ以内で実行できるという。ハプティックフィードバックも導入している。

「MERIDIAN」サウンドシステムによるオーディオオプションも選択できる。MERIDIANシグネチャーサウンドシステムは、歴代レンジローバースポーツで最も先進的でパワフルなオーディオシステムだ。ヘッドレストスピーカー4個を含む最大29個のスピーカーにより、キャビンの乗員4名に対するパーソナルなサウンドゾーンを作り出す。第3世代のアクティブノイズキャンセレーションが、キャビンに侵入する外部音を低減させ、洗練された室内空間を実現する。

◆PHEVは最大出力550psの「P550e」に進化

2024年モデルには、プラグインハイブリッド車(PHEV)として、従来の「P510e」に代わる「P550e」グレードが用意される。3.0リットル直列6気筒「INGENIUM」ガソリンターボエンジンに、最大出力143psのモーターを組み合わせる。

PHEVシステム全体で、最大出力が510psから550psへ40ps、最大トルクが71.4kgmから81.6kgmへ10.2kgm、それぞれ引き上げられた。0~100km/h 加速は5.4秒から4.9秒に、0.5秒短縮する。

バッテリーは、蓄電容量38.2kWhのリチウムイオンだ。EVモードでの航続は、従来の113kmから、最大で121km(WLTPサイクル)に向上する。実走行でのEVモードの航続も、従来の最大88kmから96kmに拡大している。

《森脇稔》

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