最後の内燃ミニ、ホットな次期型「クーパーS」をスクープ! 極太シングルマフラーに注目

MINI クーパー S 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
MINI クーパー S 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

MINIは現在、世代交代に向けてフルラインナップの開発を進めている。そんな中、中核を担う3ドアハッチバックに設定される高性能「クーパーS」を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

次期型においてハッチバックは、フルエレクトリックとICE(内燃機関)モデルで構成され、両モデルに異なる出力が用意される。今回スクープしたのはガソリンエンジンを搭載するモデルだ。

MINI クーパー S 次期型プロトタイプ(スクープ写真)MINI クーパー S 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、MINIお得意の黒と黄色の迷彩でカモフラージュされている。円形LEDデイタイムランニングライトを備えた新ヘッドライトを装備し、追加されたエアインテークや、より大きなグリル開口部を含むフロントパネルが見てとれる。ボンネットの上にはアグレッシブなラインが刻まれている。

足回りにはシルバーとブラックのスポークを備えたホイールセットを装着。リアエンドでは、ルーフから伸びる大型スポイラーを装備している。LEDテールライトは、カモフラージュされているが、最終的にはクラスターが新設計された三角形の形状になることが判明している。

注目は、バンパーに極太のセンターエキゾーストパイプがインストールされていることだろう。ただし、これはまだ未完成とみられ、最終的にこのレイアウトが採用されるかは不明だ。

MINI クーパー S 次期型プロトタイプ(スクープ写真)MINI クーパー S 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

現行型のパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は189psを発揮する。2018年のフェイスリフト後、6速マニュアルギアボックスまたは7速デュアルクラッチオートマチックを組み合わせ、いずれも前輪駆動となっている。次期型のクーパーSでは、ほぼ確実に電動化が果たされ、最高出力は200psを超えてくる可能性があるだろう。

ガソリンエンジンを搭載する最後のクーパーSのワールドプレミアは、2023年内と予想される。最強モデルの「JCW」が市場に出るまで、最もエキサイティングなMINIモデルとして君臨することになる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. BMW『3シリーズ』が50周年! 日本だけの限定車発表に、SNSでは悲喜こもごも?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る