ポルシェが次世代EVスポーツ『ミッションX』提案、パワーウェイトレシオは1kg/ps

ポルシェ・ミッション X
ポルシェ・ミッション X全 5 枚

ポルシェ(Porsche)は6月8日、次世代EVスポーツを提案するコンセプトスタディ『ミッションX』をドイツのポルシェミュージアムで初公開した。ポルシェのスポーツカー誕生75周年を祝福する。

ポルシェでは、革新的なコンセプトカーが常に未来へのベースを築いてきた。スポーツカーメーカーのポルシェは、この伝統を受け継ぎ、最新のコンセプトスタディとして、ミッションXを発表した。ミッションXは、ハイパーカーを新たに解釈したものだ。ルマンスタイルのドアが前方に向かって上方に開き、高性能で効率の高いEVパワートレインを搭載している。

このコンセプトカーを量産化した場合、ニュルブルクリンク北コースで最速の市販車になることを目指す。パワーウェイトレシオ(1馬力あたりの車両重量)は、1kg/psが目標。現行の『911 GT3 RS』よりもダウンフォースを大幅に増加させる。バッテリーに関しては、現行『タイカン・ターボS』の約2倍の速さで充電できるようにするという。

ミッションXは、ポルシェ『959』、『カレラGT』、『918スパイダー』と同様に、未来の車両コンセプトを進化させるための重要な原動力になる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る