メルセデスベンツ『C111』、伝説的コンセプトカーが再来か…ティザー公開

メルセデスベンツ C111
メルセデスベンツ C111全 4 枚

メルセデスベンツは6月13日、コンセプトカーのティザー映像を公開した。「ONE-ELEVEN」(111)の表示から、メルセデスベンツの伝説的コンセプトカー『C111』の再来となる可能性がある。

C111は1969年、フランクフルトモーターショーで初公開された。メルセデスベンツが技術開発を目的に製作したコンセプトモデルだ。グラスファイバー製の軽量ボディは、2ドアクーペデザインで、ガルウィングドアが特長。ロータリー、ディーゼル、ターボなど、市販を前提とした複数の技術が搭載され、開発が続けられた。

1970年のジュネーブモーターショーでは、進化型のC111を披露した。4ローター・ロータリーエンジンは、最大出力350psを引き出し、0~100km/h加速4.8秒、最高速300km/hの性能を誇った。

C111はその後、ディーゼルターボにエンジンを変更し、1978年には最高速322km/hを記録した。市販に向けて研究開発が続行されていたが、オイルショックの影響などで開発が中止されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. デリカミニが一晩で別物に! プロ施工3ウェイ+サブウーファーの実力[car audio newcomer]by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST
  4. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る