東京都が公道に急速充電器を設置・運用へ…2030年までに乗用車非ガソリン化

EV用急速充電ステーション全景(JR信濃町駅南口近傍)
EV用急速充電ステーション全景(JR信濃町駅南口近傍)全 5 枚

東京都は、「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、東京都新宿区の公道上の充電専用区画に、急速充電器を設置し、6月22日から運用する。

公道上に設置した急速充電器は、東京都道環状三号319号の信濃町駅付近外苑東通り沿いで、定格出力50kWのものを1基設置する。設置・運用するのは、公道に急速充電器の設置を推進するために東京都と協定を締結したe-Mobility Power。

24時間運用する。1回当たりの充電時間は最大30分間。今回の事業は、国土交通省の「令和4年度道路に関する新たな取り組みの現地実証実験(社会実験)」に位置付けられている。

東京都はこれまで、都内の公道に芝公園付近と代官山付近の路上パーキングエリアにあるチケット発給設備に急速充電器を設置している。今回の充電ステーションは都内初となる「公道に設置するEV充電専用のスペース」となる。

東京都では2030年までに都内で販売される乗用車を100%非ガソリン化することを目指しており、EV用急速充電インフラの整備を促進していく。

《レスポンス編集部》

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