SDV時代に向けた「共創型モビリティサービス」でアジャイル開発を加速…人とくるまのテクノロジー展2023

SCSKブース(人とくるまのテクノロジー展2023)
SCSKブース(人とくるまのテクノロジー展2023)全 8 枚

基幹システムやITサービスは無論、あらゆる業界や業種をシステムインテグレーターとして支えるSCSKが人とくるまのテクノロジー展2023に出展。同社は、オートモーティブ分野でも数々の開発ツールで存在感を発揮してきたが、SDV時代を睨んで「共創型」のサービスを提唱している。ISO26262に対応した車載ソフト開発のためのアーキテクチャ、それが「QINeS-ES(クイーンズ-エンジニアリング・サービス)」だ。

これまで開発環境サービスといえば、最初にシステム設計を決め、各モジュールごとに整備して、後から生じた変化にシステム全体がついていかない、身動きができないというものだった。しかしQINeS-ESの特徴は、システム設計自体がアジャイル開発に対応することを念頭に、設計側にオープンソフトを用いることでモジュールとの整合性がとりやすく、アップデートに対応でき、システム全体がモジュールとつねに連携して動くことができる。逆にシステム設計に変更があった場合でも、周辺開発を止める必要もないという。


《南陽一浩》

南陽一浩

南陽一浩|モータージャーナリスト 1971年生まれ、静岡県出身。大学卒業後、出版社勤務を経て、フリーランスのライターに。2001年より渡仏し、パリを拠点に自動車・時計・服飾等の分野で日仏の男性誌や専門誌へ寄稿。現在は活動の場を日本に移し、一般誌から自動車専門誌、ウェブサイトなどで活躍している。

+ 続きを読む

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
  5. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る