プロが「カーラッピング」の技能を競う…川上裕貴さんが三連覇を達成

プロたちが「カーラッピング」施工の技能を競い合う…優勝は三連覇達成の川上裕貴氏
プロたちが「カーラッピング」施工の技能を競い合う…優勝は三連覇達成の川上裕貴氏全 7 枚

カーラッピングやフリートマーキングの技能を競う「World Wrap Masters Japan 2023」(略称:WWM)が、6月14日~16日に大阪・南港北のATCホールで行われた「SIGN EXPO 2023 ー 第38回広告資機材見本市」(主催:一般社団法人 近畿屋外広告美術組合連合会)の会場内で開催された。

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World Wrap Masters Japanとは

WWMは、カーラッピングの発展や市場拡大に取り組む一般社団法人 日本カーラッピング協会(JCWA)が主催となり、プロとしてカーラッピングを行っている施工者たちが3日間にわたってトーナメント形式でカーラッピングやクリエイティブラッピング施工の技能を競い合うもので、施工の仕上がりをJCWAの理事らが審査する。2021年から行われており、第3回目を迎えた今回は福岡から北海道といった日本各地や海外(ベトナム)からのエントリーもあり、20代から50代という幅広い世代から36名が参加。競技会の様子はJCWA公式YouTubeチャンネルで3日間にわたりライブ配信された。

競技会の最終日に行われた決勝戦では、予選・準決勝を勝ち抜いた4名が3M社製のインクジェットメディア・プリントラップフィルム IJ280を使用し、ボディ片側(フロントフェンダー、Aピラー、Cピラー、ドアパネル、サイドステップ、リアフェンダー)を60分間で施工。

競技会のルールとして、施工中にカッターなどでボディに傷を付けると失格。ヒートガンを使ってフィルムに熱風を当ててラッピングフィルムを伸ばし、その後にフィルムが縮むことを踏まえながらボディ各所に貼り付ける際、気泡を抜きながらシワにならないようにボディ曲面やコーナー(角・隅)、エッジ(端)部分に、美しく貼り付ける施工作業は簡単にできるものではない。ラッピングフィルムの特性を理解し、道具を使いこなしてスキルを磨き上げているプロであっても苦戦を強いられる難易度が高い作業だ。決勝戦ではラッピングフィルム全体にプリントされたロゴやグラフィックデザインが崩れないように、制限時間内にスピーディーに美しく仕上げる必要があり、プロたちの実力が試されるシビアな競技となった。

川上裕貴氏が3年連続で優勝

審査の結果、優勝を勝ち取ったのは、神奈川県でカーディテリング事業を展開する株式会社ヤマックスに在籍する川上裕貴氏。川上氏は2021年度と2022年度も優勝しており3連覇を達成。優勝した川上氏には、来年オランダ・アムステルダムで開催される「FESPA World Wrap Masters Final 2024世界選手権」への出場権利と、副賞として渡航費の一部負担金が贈られた。

本競技会には多くの来場者たちがつめかけ、白熱の競技に熱い視線が注がれた。普段は目にすることがないプロたちのカーラッピング施工の様子に来場者たちは釘付けとなり、専門スキルが必要となるカーラッピング施工の難易度の高さや、仕上げられたラッピングの美しさに注目が集まっていた。なお3日間の競技会の様子は、JCWA公式YouTubeチャンネルのアーカイブ動画で視聴できる。

プロたちが「カーラッピング」施工の技能を競い合う…優勝は三連覇達成の川上裕貴氏

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

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