泉北高速鉄道がデビュー前新型車両の運転体験…8月上旬から運行する9300系 7月22日

9300系のエクステリア。南海8300系に準じたステンレス車だが、前頭部のみは鋼製。車体カラーは泉北高速鉄道のラインカラーとして定着しているブルーとアイボリーが採り入れられている。足回りには遮音性が高い全閉内扇型主電動機(モーター)が採用され、車内外の騒音が低減される。
9300系のエクステリア。南海8300系に準じたステンレス車だが、前頭部のみは鋼製。車体カラーは泉北高速鉄道のラインカラーとして定着しているブルーとアイボリーが採り入れられている。足回りには遮音性が高い全閉内扇型主電動機(モーター)が採用され、車内外の騒音が低減される。全 5 枚

中百舌鳥駅(堺市北区)と和泉中央駅(大阪府和泉市)を結ぶ泉北高速鉄道線を運営する泉北高速鉄道は6月20日、8月上旬から運行を開始する新型車両9300系の運転体験を7月22日に開催すると発表した。

9300系は南海電気鉄道(南海)8300系をベースにしたもので、泉北高速鉄道の自社車両としては、2017年1月に登場した『泉北ライナー』用12000系以来となる新型車両で、通勤用車両としては2007年4月に登場した7020系以来となる。

9300系のインテリア。木目調をベースとして落ち着きとやすらぎの空間を演出。シートカラーは既存車両に合わせられ、車内照明はすべてLED化される。窓には複層ガラスが採り入れられ保温・遮熱性を向上。シート、吊り手、手すり、窓などには抗ウイルス・抗菌加工が施される。液晶ディスプレイ式の車内情報装置は4か国語対応。9300系のインテリア。木目調をベースとして落ち着きとやすらぎの空間を演出。シートカラーは既存車両に合わせられ、車内照明はすべてLED化される。窓には複層ガラスが採り入れられ保温・遮熱性を向上。シート、吊り手、手すり、窓などには抗ウイルス・抗菌加工が施される。液晶ディスプレイ式の車内情報装置は4か国語対応。

今回の運転体験は営業運行に先駆けて光明池車庫(大阪府和泉市)で、9時~10時50分(1部)、12時15分~14時5分(2部)、14時45分~16時35分(3部)の3回に分けて行なわれ、各部1組4人まで募集する。当日は運転体験のほか、講習会や車掌体験、車内を含めた撮影会なども行なわれる。

床面にピクトグラムを表示した「車いす・ベビーカースペース」。床面にピクトグラムを表示した「車いす・ベビーカースペース」。

参加費用は14万円(1人あたり3万5000円)で、申込みは7月3日17時まで泉北高速鉄道のウェブサイトで受け付ける。応募多数の場合は抽選となり、当選は7月5日17時までにメールで通知される。

ベビーカーやキャリーバッグの利用者向けに設けられる多目的スペース。ベビーカーやキャリーバッグの利用者向けに設けられる多目的スペース。優先座席は他のシートと異なるカラーとし、一般座席との違いを明確にする。優先座席は他のシートと異なるカラーとし、一般座席との違いを明確にする。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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