【トヨタ アルファード/ヴェルファイア 新型】最大480mm!世界初「パワーロングスライド」に防振構造も…トヨタ紡織開発のシートがすごい

トヨタ アルファード 新型の2列目シート
トヨタ アルファード 新型の2列目シート全 12 枚

トヨタ紡織は6月22日、快適な乗り心地と利便性の高いシートアレンジを実現した新開発のシートが、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』新型に採用されたと発表した。

セカンドシートには、最大480mmのスライド量でパワー化、かつマニュアルへの切り替えを可能にした世界初のシステム「パワーロングスライド」を採用。乗員の有無によってスライド速度を制御し、サードシートに乗り込む際のスライド操作が快適に素早く操作でき、利便性向上と多彩なシートアレンジを実現している。また、トヨタ初となる防振構造を採用。クッションフレームのインナーレール側の前後2箇所に防振ゴムを設置することでシート振動を低減し、快適な乗り心地を実現した。

トヨタ アルファード 新型の2列目シートトヨタ アルファード 新型の2列目シート

スライド付きのセカンドシートにはリラクゼーション機能を搭載。また、シートヒーターエリアを拡大し、オットマンやアームレストにも設定して快適性を向上した。アームレストには格納テーブルを設定し、従来の1枚構造から、展開可能な2枚構造に変更。上蓋を自由な角度で調整可能にすることで、多様な使い方ができるようにした。

サードシートには、ロングスライド構造として世界初となる5:5分割2ポジションスペースアップシートを採用。サードシートの跳ね上げ位置が2か所になり、従来のスライドニュートラルポジションに加え、リアモースト(最後方)位置での跳ね上げも可能にした。リアモースト位置では、サードシートを跳ね上げた状態でも、セカンドシートをリクライニングして快適に座ることができ、利便性と快適性を両立した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  2. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  3. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  4. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  5. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  6. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  7. VW『ゴルフ』改良新型、新PHEVはEVモード143kmに拡大…欧州受注スタート
  8. 街乗りでも効果絶大! アライメント調整で車の走行性能をアップさせる方法~カスタムHOW TO~
  9. トヨタ紡織が「FCアシスト自転車」など、カーボンニュートラルに向けた製品・技術を展示へ…くるまのテクノロジー展2024
  10. モビリティの進化に対応した“つなぐ”提案から、より積極的に共創型ビジネスを打ち出す矢崎総業…人とくるまのテクノロジー展2024出展の見どころは?PR
ランキングをもっと見る