JR四国の「ものがたり列車」で料金改定…特急・グリーン料金を3900円に統一 10月1日

JR四国の『伊予灘ものがたり』。3号車のフィオーレスイートは最後部の車両。
JR四国の『伊予灘ものがたり』。3号車のフィオーレスイートは最後部の車両。全 6 枚

JR四国は6月28日、「ものがたり列車」と呼ばれる観光列車の料金を10月1日に改定すると発表した。

対象となるのは全車がグリーン車扱いで運行されている『伊予灘ものがたり』『四国まんなか千年ものがたり』『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』の特急料金とグリーン料金。

多度津~大歩危間で運行されている『四国まんなか千年ものがたり』。多度津~大歩危間で運行されている『四国まんなか千年ものがたり』。

特急料金ではシーズン別(通常期・繁忙期・最繁忙期)の区分がなくなり、各列車1200円に統一。『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線内は1180円となる。

グリーン料金はJR四国内が1700円、ごめん・なはり線内が2540円となり、200~400円の値上げとなる。

高知~窪川間で運行されている『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線にも入線する。高知~窪川間で運行されている『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線にも入線する。

また、『伊予灘ものがたり』の3号車「フィオーレスイート」の個室グリーン料金(8人分)は5600円アップの3万3600円となる。

改定後のトータルの料金を現行のシーズン区分に当てはめると、通常期では値上げとなるが、繁忙期と最繁忙期は逆に大半が据置きか値下げとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る