現代の異常気象に備えよ! 災害時に活躍するアクティオのレンタル機器とは?

東日本大震災時にもアクティオのレンタル機器は大活躍した。
東日本大震災時にもアクティオのレンタル機器は大活躍した。全 18 枚

6月29日、アクティオは、「気候リスクに備えろ!アクティオの夏対策」と題したオンラインプレスセミナーを開催した。昨今、日本では大きな災害が起こることが多く、異常気象への対策を考えることは必然となってきた。そこでこのセミナーでは、お天気キャスターの松並健治氏を迎え、今年の夏の天気予報の解説をしながら、水害など災害時の取り組みやアクティオの商品を紹介するというもの。

◆アクティオの災害対策、3つの柱

まずは上席執行役員 広報部長 進浩氏が登壇。災害対応時の体制について語った。

異常気象などで災害が発生した場合、アクティオが確保しているさまざまな機械は、さまざまな場所で必要とされ、実際に利用されてきた。そういった経験から、災害対応時に大切なことをふたつほど、肝に銘じているという。ひとつは的確さで、もうひとつは迅速さ。まず的確さについては、災害発生時の非常に混乱した中での冷静な判断が必要であるという。そしてさまざまないろいろな情報が錯綜する傾向があるため、どういう対応をするのか、そして必要とされている機械の選定と分配を的確に行うことが大切となる。迅速さについては、どれだけ迅速に現場に資機材を届けられるかということだ。

また災害対応に関しては3つの柱を持っているとする。ひとつ目の柱は災害対応実績。数ある災害その他震災などの自然災害などに対応する経験が豊富に持っており、この経験はいろいろなところで生きてくると考えている。ふたつ目の柱は、機械の整備体制とそれをどのように動かしていくかという人材の育成や確保。アクティオは設備だけでなく、人材も豊富なのが特徴だ。3つ目の柱は顧客とのつながり。おもな取引先となる建設業界や同業界だけでなく、自治体、そのほかさまざまな業界の関係者との日ごろからの付き合いによって築かれた信頼関係は、顧客ニーズにどうやって応えるかという判断に大きな影響を及ぼしているという。

◆今夏は暑くなる可能性が高くゲリラ豪雨にも注意が必要

次に登壇したのはお天気キャスターの松並健治氏。気象予報士として今年の夏の天気について語った。まずは今までの天気について、2000年頃までは10年に一度程度、冷夏があったが、最近では8月の最高気温の平均(東京)が30度を上回ることが多くなり、冷夏すらないことについて触れた。また最高気温については40度を超えることが普通になってきているとのこと。

今年はエルニーニョがすでに発生しており、秋にかけてエルニーニョ現象が続くことが予想されている。通常エルニーニョが発生した場合は冷夏になるはずだが、冬にラニーニャというエルニーニョとは逆の現象かあったため、その影響が残り、今年の夏は暑くなる可能性が高いそうだ。またゲリラ豪雨についても多く発生する可能性が高い。台風については予測が難しいため、多いか少ないかの予測はまだできない。エルニーニョ現象があるため、台風が日本列島に近づきやすい気圧配置であると言えるという。発生タイミングはわからないものの、発生すると日本に近づきやすいとなれば警戒が必要だ。

次に上席執行役員 営業本部副本部長 産業機械事業部長 守栄一氏が登壇した。守氏は、水害災害時の取り組みや、対策用品についての解説を行った。


《関口敬文》

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