マクラーレンの新型スーパーカー『750S』、750馬力ツインターボ搭載…グッドウッド2023出展へ

0~100km/h加速2.8秒で最高速は332km/h

従来モデルの720Sよりも30kg軽い

カーボン製アクティブリアウィングの表面積は20%増加

マクラーレン 750S
マクラーレン 750S全 10 枚

マクラーレンオートモーティブ(McLaren Automotive)は6月29日、新型スーパーカーのマクラーレン『750S』を7月13日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」に出展すると発表した。

写真:マクラーレン 750S


◆0~100km/h加速2.8秒で最高速は332km/h

750Sは、デビューから6年が経過したマクラーレン『720S』の後継モデルだ。750Sでは、「M840T」と呼ばれる4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを強化して搭載する。

最大出力は、720psから750ps/7500rpmへ、30ps向上した。最大トルクは78.5kgmから81.6kgm/5500rpmへ、3.1kgm引き上げられた。トランスミッションは7速「SSG」で、レシオを変更して加速を最適化。ファイナルドライブ比が15%短縮され、シフトチェンジタイミングも再調整された。この結果、加速が10%向上。また、イグニッション・カット・ギアシフトとレブリミット・ダウンシフトも採用された。

カーボンファイバー製モノコック構造により、750Sは720Sより30kg軽く、最軽量仕様の乾燥重量は1277kgと、競合車よりも193kg軽いという。750Sは0~100km/h加速2.8秒、0~200km/h加速7.2秒、最高速332km/h。720Sよりも、0~100km/h加速は0.1秒短縮している。

マクラーレン 750Sマクラーレン 750S

◆従来モデルの720Sよりも30kg軽い

ベンチマークとなる720Sを徹底的に分析し、およそ30%の部品を新規または変更した。仕様の改良、素材のアップグレード、CAE解析により、720Sよりも30kg軽量化されている。この軽量化には、カーボンファイバー製レーシングシート、マクラーレン史上最軽量のホイールを標準装備することも貢献している。

さらに、720Sよりも、フロントのトレッドを6mm拡大した。ツインバルブダンパー、より速く反応するステアリング、新設計のパワーアシストステアリングポンプも導入されている。電動油圧アシスト付きマクラーレンステアリングは、ステアリングレシオの高速化によりシャープになり、新しいパワーアシストポンプも採用された。

ボタン1つで操作できる新しいビークルリフトシステムは、4秒で車体の前部を上昇させることができる。720Sの半分以下の時間で、他のどのマクラーレン車よりも速いという。

◆カーボン製アクティブリアウィングの表面積は20%増加

マクラーレン 750Sマクラーレン 750S

720Sよりもダウンフォースを高め、さらに優れた空力バランスを実現するために、エアロダイナミクス面が改良された。フロントバンパーとフロントスプリッターは、新デザインだ。「アイソケット」は狭められ、サイドエアインテークの形状も変更されている。カーボン製アクティブリアウィングの表面積は20%増加した。これらにより、バランスが改善され、グリップが向上し、ダウンフォースが5%増加しているという。リアバンパーも新デザインだ。

マクラーレン『P1』にインスパイアされたセンターエキゾーストを装備した。油圧式サスペンション「PCC」の最新世代を搭載する。特注のアキュムレータチューニング、新しい軽量スプリングとダンパー、ジオメトリーの見直しにより、俊敏性、フィーリング、フィードバックがさらに向上した、と自負する。

さらに、マクラーレン『セナ』と同様のセラミックディスクとモノブロックキャリパー、新しいブースターとバキュームポンプを組み合わせたトラックブレーキアップグレードが用意されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
  4. ボルボ『XC40』807台をリコール…火災のおそれ
  5. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る