アルファロメオの新型ハイブリッドSUV『トナーレ』、伊警察組織カラビニエリに納車

1.5リットルエンジン+モーターのハイブリッドで163hp

合計22.5インチの2つの大型スクリーン

レベル2を可能にする先進運転支援システム

アルファロメオ・トナーレ・ハイブリッド のイタリア国家憲兵の「カラビニエリ」仕様
アルファロメオ・トナーレ・ハイブリッド のイタリア国家憲兵の「カラビニエリ」仕様全 10 枚

アルファロメオは6月28日、新型SUV『トナーレ』(Alfa Romeo Tonale)のハイブリッドが、イタリア国家憲兵の「カラビニエリ」に採用された、と発表した。

写真:アルファロメオ・トナーレ・ハイブリッド

イタリア国家憲兵のカラビニエリは、陸軍、海軍、空軍とともに、イタリア軍を構成する4軍のひとつだ。イタリア軍警察とも呼ばれる。カラビニエリは、長年にわたって、アルファロメオの主要なモデルを導入してきた。

◆1.5リットルエンジン+モーターのハイブリッドで163hp

トナーレは、『ステルヴィオ』の下に位置する新型SUVだ。カラビニエリに納車された『トナーレ・ハイブリッド』には、新開発のハイブリッドパワートレインを搭載する。

新設計の1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力130hp、最大トルク24.5kgmを発生する。このエンジンに、専用の7速デュアルクラッチトランスミッション「TCT」と、48V仕様で最大出力20.4hp、最大トルク5.6kgmを引き出す電気モーターを組み合わせている。システム全体のパワーは163hpを獲得する。

ベルト駆動式のスタータージェネレーターを採用する。エンジンの再始動は迅速かつ静かに行われる。インテリジェントブレーキシステムは、オートチャージ機能を最適化した。混合回生ブレーキを使用して、減速中の運動エネルギー回生を最大化し、効率を向上させている。

◆合計22.5インチの2つの大型スクリーン

アルファロメオ・トナーレ(欧州仕様)アルファロメオ・トナーレ(欧州仕様)

インテリアは、レースの歴史にヒントを得ており、ドライバーに焦点を当てている。センターコンソールには、新しい「D.N.A.ドライビングモードセレクター」が配置された。ドライバー指向のダッシュボードは、エアコンのベントが特長だ。中央のベントはスリムな形状とする一方で、外側のベントは「タービン」形状とした。ベント、センターコンソール、ステアリングホイールなどは、ダイヤモンドテクスチャーのテーマによって装飾されている。

トナーレには、新開発のインフォテインメントシステムを標準装備した。カスタマイズ可能なグーグル「Android OS」と、「OTA(Over-the-Air)」アップデート機能を備えた4G接続により、コンテンツ、機能、サービスは最新の状態に保たれる。

このシステムは、フルデジタルの12.3インチスクリーン、メインの10.25インチのタッチスクリーン、マルチタスク対応のインターフェイスから構成された。ドライバーは、運転操作から注意をそらすことなく、すべての情報をひと目で確認できるという。合計22.5インチの2つの大型フルTFTスクリーンは、セグメントにおけるクラス最高のスペック、と自負する。

◆レベル2を可能にする先進運転支援システム

トナーレには、レベル2を実現する新しい先進運転支援システム(ADAS)が装備されている。このシステムは、最大の安全性を維持しながら、運転する悦びを損なうことなく、加速、ブレーキ、レーンの維持などを自動的に行うという。

さらに、車両の前後と側面方向を監視するフロントカメラと、「インテリジェント・アダプティブ・クルーズコントロール」(IAAC)、「レーン・センタリング」(LC)システムを組み合わせることで、レベル2のアシストを実現する。IAACシステムは、前方車両から安全な距離を維持するために車両の速度を自動的に調整する「インテリジェント・アダプティブクルーズ・コントロール」と、「道路標識認識」機能、「インテリジェント・スピードコントロール」システムを利用している。

「道路標識認識」機能は、車載カメラを使用して認識した交通標識をディスプレイに表示し、現在の制限速度に関してドライバーに警告を送る。インテリジェント・スピードコントロールは、検出された制限速度まで減速するようにドライバーにアドバイスする。ドライバーがそれを受け入れた場合、クルーズコントロールの設定が自動的に調整される。その一方で、LCシステムは車の横方向の動きを制御して、交通量の多い状況でも車両を車線の中央に維持する、としている。

《森脇稔》

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