トヨタ米国販売0.7%減、フルサイズSUVは20倍の伸び 2023年上半期

トヨタ・セコイア 新型(北米仕様)
トヨタ・セコイア 新型(北米仕様)全 5 枚

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門の米国トヨタ販売は7月5日、2023年上半期(1~6月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は103万8520台。前年同期比は0.7%減と、2年連続で前年実績を下回った。

全販売台数103万8520台のうち、トヨタブランドは88万9108台。前年同期比は2.8%減と2年連続で減少した。その内訳は、乗用車が27万7985台で、前年同期比は4.6%減と2年連続で減少した。SUVなどのライトトラックは61万1123台。前年同期比は2.0%減と、2年連続で前年実績を下回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が15万0742台を販売した。前年同期比は10.9%増と2年ぶりに増加した。『カローラ』は、16.5%減の9万7498台と2年連続のマイナス。『プリウス』は26.1%減の1万4941台と、2年連続で減少している。

スポーツカーでは、『スープラ』が前年同期比39.6%減の1621台と2年連続で減少した。『GR86』 も5263台にとどまり、前年同期比は14.8%減とマイナスに転じた。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る