マセラティのSUV 『グレカーレ』、EVの「フォルゴーレ」仕様は航続500km…グッドウッド2023展示予定

モーターは最大出力500hp以上

マセラティの新しいデザイン言語

12.3インチと8.8インチの2つのディスプレイ

マセラティ・グレカーレ・フォルゴーレ
マセラティ・グレカーレ・フォルゴーレ全 10 枚

マセラティは7月12日、新型SUV『グレカーレ』(Maserati Grecale)のEV仕様『グレカーレ・フォルゴーレ』を7月13日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」に出展すると発表した。

写真:マセラティ・グレカーレ・フォルゴーレ


◆モーターは最大出力500hp以上

グレカーレは『レヴァンテ』に続くマセラティのSUV第2弾。そのグレカーレに追加されたのが、EVのグレカーレ・フォルゴーレだ。新型『グラントゥーリズモ』の「フォルゴーレ」とともに、ブランド初のEVになる。マセラティは2025年までに、全ラインナップに電動モデルを用意する。その後、2030年までに、全ラインナップをEV化する計画だ。

グレカーレ・フォルゴーレには、400Vシステムを搭載する。バッテリーは蓄電容量が105kWhと大容量。モーターは最大出力500hp以上、最大トルク81.6kgmを引き出す。1回の充電での航続は、500kmに到達する。

ボディカラーには、専用の「RameFolgore」が用意される。エンジン冷却性を考慮する必要のないEVならではの専用フロントグリルや、空力性能を高めるホイールも専用装備となる。

マセラティ・グレカーレ・フォルゴーレマセラティ・グレカーレ・フォルゴーレ

◆マセラティの新しいデザイン言語

グレカーレのデザインには、スーパーカーの『MC20』から導入されたマセラティの新しいビジュアルシンボルを取り入れている。フロントは、低いグリルが特徴。サイドは、流線的なフォルムをもつボディと、カーボンファイバーを用いた技術的構成要素が特徴だ。リアは、ジウジアーロが手がけた『3200GT』から着想を得たブーメラン型のテールライトを採用している。

グレカーレのボディサイズは、全長4846mm、全幅2163mm、全高1670mm、ホイールベース2901mm。リアのトレッドは1948mmとしている。

新開発の「ヴィークル・ダイナミック・コントロール・モジュール(VDCM)」を搭載する。これにより、卓越したハンドリングと360度の車体制御を可能にするという。「コンフォート」、「GT」、「スポーツ」、「オフロード」などのドライブモードが切り替えられる。

マセラティ・グレカーレ・フォルゴーレマセラティ・グレカーレ・フォルゴーレ

◆12.3インチと8.8インチの2つのディスプレイ

グレカーレは、広さと快適性にこだわり、クラス最高の装備を追求した。室内空間、ドライバビリティ、ハンドリング、音質、ウッド、カーボンファイバー、レザーなど、さまざまな素材を使用する。

車内での体験は、「マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)」と呼ばれるマルチメディアシステム、最新のインフォテインメントの「マセラティ・コネクト」で管理される。3Dサウンドシステム「ソナス・ファベール」によるオールラウンドなサウンド体験を追求する。ソナス・ファベールの音響システムは、標準で14スピーカー、オプションで21スピーカーが付く。

イタリア・モデナのマセラティ・イノベーション・ラボのエンジニアは、イタリアのアーティストのダル・ダストと直接議論しながら、車載サウンドを開発した。テクノロジーとサウンドデザインの融合を図り、グレカーレでの特別なドライビング体験の一部として、「チャイム」(警告音)もカスタマイズした。

室内には、マセラティ伝統の時計盤を装備した。デジタル化されたこの時計は、音声コントロールにより、車載コンシェルジュとして活用できる。操作系は、すべてがタッチ式になった。マセラティ史上最大の12.3インチの大型センタースクリーン、その他のコントロール用の8.8インチディスプレイ、後席専用の3番目のディスプレイからも、コントロールすることができる、としている。

《森脇稔》

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