【夏休み】『電磁車輌コトディーン』第4弾、ローカル鉄道ことでんが仕掛けるスタンプラリー

現役当時のことでんレトロ車輛、先頭が23号
現役当時のことでんレトロ車輛、先頭が23号全 12 枚

特別車輌『コトディーン』とはなんだ?! 高松北警察署の十河警部と生駒刑事は、遺跡盗掘の捜査に乗り出す。そこに現れたのは異形の怪人だった。捜査で浮かび上がる地元ローカル鉄道ことでんの秘密計画、ことでんの行動に十河警部は不信感を募らせる……。

高松琴平電気鉄道(ことでん。本社:香川県高松市)は7月15日より、高松市を中心とすることでん沿線にて、スタンプラリー企画第4弾『電磁車輌コトディーン ルート志度~神櫛王の脱出・中編~』を開催中だ。

◆地元の歴史や魅力を掘り出すQRスタンプラリー

この企画は『ことでんと香川県の魅力を一味違った角度で伝えること』を目的とし、県下に点在する史跡や遺跡、そこに眠っていた歴史や魅力を掘り出し、劇画的ビジュアルとストーリーによって表現し、体験型イベントにしている。

スタンプラリー参加者は、香川県のローカル鉄道:ことでんの旅を楽しみながら、ユニークなキャラクター(香川にゆかりのある実在の人物が元ネタ)と共に、迫りくる異変を探索する。QRスタンプで展開していく動画ストーリーを追うことで、「香川の歴史と地域の魅力」を味わうことができる。

◆ユニークなキャラといっしょに謎を追う

スタンプラリーの第1弾は2019年に開催された。第1弾のストーリーは『電磁車輌コトディーン ルートゼロ ~異形の盗掘団~』。盗掘事件の捜査に乗り出した十河警部と生駒刑事は謎を解き明かすことが出来るのか? 第2弾は2020年開催、ことでん志度線沿線に現れた “海の民” 「イル人(いるじん)」たちを十河と生駒が追う『電磁車輌コトディーン 外伝 ~海人の襲撃~』。退役したレトロ車輛を改造した新型電磁車輌「コトディーン23号」が登場する!

ついに本編ストーリーが始動した第3弾『電磁車輌コトディーン ルート志度 ~神櫛王の脱出・前編~』は2021年開催。目撃された “動く島影”は巨大な「海獣シドン」だった。いっぽう十河たちはことでんの秘密訓練の様子を入手する。襲撃を予期しているかの様なことでんの行動に十河は不信感を募らせる……。

2022年はコロナ感染症で中止、23年は第4弾と同時に第3弾も再度実施され、ルート志度三部作の前編と中編を同時に楽しめる。スタンプラリーでは、志度線沿線にのこされた「悪魚伝説」と宮内庁治定御陵「神櫛王王墓」を舞台に、地域のマイナーな伝説を発掘する。

◆コトディーン関連グッズも製作

さらにコトディーンの世界観を詰め込んだ関連商品も製作・販売している。スタンプラリーのための「スタンプ手帳のセット」から、「コトディーン絵葉書」や「コトディーンキラキラシール」、また各イベントでは架空の駅弁「コトディーン牛丼弁当(丼付き)」も販売している。

《高木啓》

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