荷主・元請事業者を監視する「トラックGメン」創設

トラックGメンの設置による荷主・元請事業者への監視体制強化
トラックGメンの設置による荷主・元請事業者への監視体制強化全 2 枚

国土交通省は、物流の適正化に向けて、荷主・元請事業者への監視を強化するため「トラックGメン」を創設する。

トラックドライバーは、他産業と比較して労働時間が長く、低賃金にあることから、担い手不足が課題となっている。荷主企業・元請事業者の理解と協力の下、荷待ち時間削減や適正な運賃収受などで、トラックドライバーの労働条件の改善が急務となっている。

国土交通省では、適正な取引を阻害する行為を是正するため、貨物自動車運送事業法に基づいて、荷主企業・元請事業者に対して「働きかけ」や「要請」を行ってきたが、依然として荷主に起因する長時間の荷待ちや、運賃・料金等の不当な据え置きが十分に解消されていない。

このため、7月21日に「トラックGメン」を創設して実態を調査し、貨物自動車運送事業法に基づく荷主企業・元請事業者への「働きかけ」「要請」に活用、実効性を確保する。

「トラックGメン」は、国土交通省の既定定員82人の既存リソースを最大限活用するとともに、新たに80人を緊急で確保し、合計162人体制で業務を遂行する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る