矢野経済研究所は7月20日、二輪車の世界市場の調査を実施、2030年に二輪車の電動化率は最大約27%まで成長すると予測した。コロナ禍から経済活動の正常化が進んだ2022年、二輪車世界販売台数は前年比4.0%増の6057万5000台となった。主要市場が好調で、中でもインドは前年比約7%増、アセアン6か国の合計は約10%増と需要が回復した。しかし、世界的な高インフレ、資源高、世界情勢の変化などで2023年の二輪車市場の見通しは今まで以上に不透明となっている。