都市対抗野球、トヨタ自動車7年ぶり優勝---豊田会長から “ご褒美”も[新聞ウォッチ]

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「天地神明に誓って、不正は知らなかった」---。今年も半年が過ぎたが早くも年末恒例の流行語大賞の有力候補にもなりそうな中古車販売のビッグモーターの兼重宏行社長の呆れ返る弁解ぶりである。副社長の息子とともに引責辞任を表明したものの、きょうの読売の社説でも指摘しているように、顧客を欺き、不信感を広げた責任は計り知れないだろう。

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そんなビッグモーターによる自動車保険の不正請求の問題ばかりに振り回されていたせいかも知れないが、連日、東京ドームで熱戦を繰り広げた都市対抗野球大会に目を向けることは少なかった。それでも、最終日の昨夜(7月25日)は決勝戦が行われ、豊田市・トヨタ自動車(東海第1代表)が浜松市・ヤマハ(東海第2代表)を4-2で制し、7年ぶり2回目の優勝を果たしたという。豊田市は2012、13年のJX-ENEOS(現ENEOS)以来となる秋夏連覇を達成したそうだ。

大会を主催する毎日は、きょうの1面のほか、スポーツ面には「豊田市最初から全力、浜松市最後まで粘投」。また社会面にも「トヨタ支えた『気付かせ屋』」との見出しで取り上げていた。

決勝戦はNHK BS放送でも生中継をしていたが、外野のフェンスには「思いっきりやれ! 思いっきりやれ! とにかく思い切りやれ! 豊田章男」。さらに1塁側トヨタ自動車のベンチの壁には「勝ったらご褒美! 豊田章男」のメッセージが3カ所、テレビ画面にもくっきりと映し出されていた。まさか、ご褒美を目当てにがんばった選手はいないだろうが、それにしても、アスリートでもあった豊田会長のスポーツ競技に向ける情熱は並々ならない。

2023年7月26日付

●ビッグモーター、保険不正 社長が辞任、創業者・兼重氏「知らなかった」(読売・1面)

●2024年問題製造業も動く、トヨタ物流会社への資金支援(読売・10面)

日産EV世界100万台、軽の「サクラ」好調で(読売・10面)

●都市対抗野球、豊田市・トヨタV(毎日・1面)

BMW、燃料電池車日本で公道実験(産経・10面)

●トヨタ中国合弁、派遣1000人を解雇、EVシフトで苦戦(東京・4面)

●EVバイク東南アで始動、ホンダ、牙城インドネシアで投入(日経・12面)

●EV電池、5分で交換、三菱ふそうのトラック米新興と実験(日経・17面)

《福田俊之》

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