三菱 デリカD:5 ラリー伴走車を公開、アジアクロスカントリー連覇に挑む三菱ラリーアート[詳細画像]

増岡総監督用車両
増岡総監督用車両全 30 枚

チーム三菱ラリーアートは8月13日にタイで開幕する「アジアクロスカントリーラリー2023」のサポートカーとして、ラリー仕様の『デリカD:5』を投入する。

◆愛され続けて55年

三菱 デリカD:5三菱 デリカD:5

「三菱 デリカ」は、誕生から今年で55周年を記念した三菱の顔の一つともいえる車種だ。今回投入されるデリカD:5は、現在日本国内において唯一三菱自動車が製造・販売を務めている「デリカ」だ。また、チーム三菱ラリーアートがかつて三菱『パジェロ』でダカールラリーに参戦していた頃、そのサポートカーを務めていた車種も「デリカ」である。

WORK製のアルミホイールと横浜ゴム製の「ジオランダー M/T G003」WORK製のアルミホイールと横浜ゴム製の「ジオランダー M/T G003」

上述の歴史からも高い走破性で知られるデリカD:5には「リブボーンフレーム」と呼ばれる堅牢なボディを始めとして、市販車の状態からSUV の走破性と MPV の居住性を兼ね備えるための様々な特長がある。これにWORK製のアルミホイールと横浜ゴム製の「ジオランダー M/T G003」を備えたものが、今回の伴走車として4台使用される。WORK製アルミホイールと横浜ゴム製オールテレインタイヤの組み合わせは、新型『トライトン』と同様だ。

過酷な環境で行われるラリーにおいて、競技区間での戦況分析や戦略立案からサービス拠点での技術支援まで、一切のサポートを請け負うのがこのサポートカーであり、故に信頼できる悪路走破性が求められる。加えて、増岡総監督用車両にはJAOS製前後サスペンションが装着されることで、更なる悪路走破性を実現した。

増岡総監督用車両増岡総監督用車両

ボディカラーはトライトンと同様、レッドとブラックで湧き上がる溶岩のエネルギーが表現されている。

《岩澤秀造》

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