EVトラックの車両整備確立へ、フォロフライが車両故障診断機大手のインターサポートと提携

G-SCANを用いた研修の様子
G-SCANを用いた研修の様子全 11 枚

EVベンチャーのフォロフライは7月27日、高品質なアフターサービス提供を目指し、車両故障診断機大手のインターサポートと公式パートナーシップを締結した。

[写真:フォロフライF1トラック]

フォロフライは、京都大学発のEVベンチャーだ。スマートフォンのように国内では企画や設計に特化し、海外に生産を外部委託する「水平分業」スタイルにより、通常の2倍の速度で日本初の積載量1トン級EVトラック『F1バン』と『F1トラック』の開発・販売を実現。ラストワンマイルに適した国内初の1トンクラスEVトラックの国内普及を進めている。

近年の自動車の電子制御化や高度化に伴い、車両の電子制御システムについても適切な整備の必要性が高まっており、車両整備の現場では、車両故障診断機の使用が欠かせないものとなっている。制度面でも、電子制御機能の安全・安定を図る「OBD(On Board Diagnostics:車載式故障診断装置)車検」が2024年10月から開始されることから、フォロフライとインターサポートは車両診断技術の開発を皮切りに、今後普及拡大が見込まれるEVトラックの整備品質全体の底上げを目指すことで合意した。

フォロフライでは7月24日、故障診断機「G-SCAN Zシリーズ」を純正スキャンツールとして使用した業界初の整備研修会を実施。8月以降は整備士向けアフターサポートを開始する予定だ。

フォロフライでは、安全性と利便性を追加した新車種展開、商用車の電動化促進事業補助金対象車両認定、大量出荷に備えた自社PDI(Pre-Delivery Inspection)の運用など、EV導入促進を加速してきたが、6月に三井住友海上グループがサポートする全国整備組織「アドバンスクラブ(AC)」と車両整備、アフターメンテナンスでの業務提携を発表。さらに今回、車両故障診断機大手のインターサポートと公式パートナーシップを締結。今後はアフターサービスの充実にも注力し、安全・安心なEVトラックの普及拡大に対しての万全の体制を整える。

《纐纈敏也@DAYS》

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