損害保険ジャパン、ビッグモーター保険金不正請求問題で相談窓口設置…代理店契約を終了

損害保険ジャパン本社
損害保険ジャパン本社全 1 枚

損害保険ジャパンは、ビッグモーターの自動車保険不正請求に関して、被害を受けた可能性のある顧客からの問い合わせを受け付ける専用窓口を8月1日に開設する。また、ビッグモーターとは保険代理店委託契約を打ち切る。

「不正請求がなければ、修理の際に自動車保険を使用しなかった」と考える顧客に対するノンフリート適用等級訂正などの手続きの案内や、「自分の修理代金が不正に高く請求されていなかったか確認したい」と顧客の問い合わせに対応する。

損害保険ジャパンは、被害を受けた顧客への対応を最優先に、ビッグモーターと修理代を協定して支払った自動車保険金(車両保険金・対物賠償保険金)について、調査を進めている。不適切な自動車保険金請求が判明した場合、顧客に、順次連絡しており、調査内容結果について案内している。

ビッグモーターを取扱代理店とする保険契約は有効に成立しており、契約の補償への影響はないとしている。

また、損害保険ジャパンは、ビッグモーターが行った器物損壊や自動車保険金の不正請求は「顧客だけではなく、社会全体に大きな影響を与える事件であると極めて厳粛に受け止めている」とし、ビッグモーターとの代理店委託契約の打ち切りと、民事上の損害賠償を請求する準備に着手する。

《レスポンス編集部》

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