VW パサート・ヴァリアント 新型、9代目は8月発表予定…プロトタイプの写真

フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント 新型のプロトタイプ
フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント 新型のプロトタイプ全 10 枚

フォルクスワーゲンは7月12日、ミドルクラスワゴン『パサート・ヴァリアント』(Volkswagen Passat Variant)新型のプロトタイプの写真を公開した。9代目となる新型は8月、ワールドプレミアされる予定だ。


◆全長を140mm延ばして後席足元のスペースを50mm拡大

新型パサート・ヴァリアントには、直感的に操作できるディスプレイと新しいコントロールコンセプト、上質なインテリア、新しいアダプティブシャシーコントロールシステム、プレミアムクラスのシート、高品質の新エルゴアクティブシート、新アダプティブ・シャシー・コントロールなどを採用する。これにより、ロングドライブでの快適性をいっそう高めているという。また、新世代のコックピットとインフォテインメントにより、直感的でわかりやすい操作を追求している。

新型パサート・ヴァリアントでは、後席のスペースを拡大する。新型では、全長を140mm延ばすことにより、後席足元のスペースを50mm拡大した。荷室の容量も40リットル増えて、690リットルを確保する。後席の背もたれを倒すと、さらに140リットル増えて1920リットルに広がる。

新型パサート・ヴァリアントのインテリアは、新しいコンセプトに基づいて設計された。高品質な素材と効果的な遮音性により、全体的な品質と快適性を引き上げている。シートには、最大14ウェイの電動調節機能や、さまざまな設定が可能なマッサージ機能とエアコン機能を備えている。

フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント 新型のプロトタイプフォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント 新型のプロトタイプ

◆12.9インチまたは15インチの新しいディスプレイ

新型パサート・ヴァリアントの新しいインテリアアーキテクチャーは、可能な限り直感的に操作できることを目標に、フォルクスワーゲンの顧客からのフィードバックを体系的に反映しているという。新型は、新開発のコックピットと新しいインフォテイメントシステムを搭載して発売される予定だ。

新たに標準されるインフォテイメントディスプレイのサイズは12.9インチだ。オプションや装備によっては、15インチの新しいディスプレイも用意される。インフォテインメント・システム・ディスプレイの下にはバックライト付きタッチ・スライダーが配置され、室内温度や音量などを調節できる。

フォルクスワーゲンは、フロントガラスに情報を投影し、車両前方の仮想空間に情報を表示する新しいヘッドアップディスプレイも、新型パサート・ヴァリアントにオプションでラインナップする予定だ。さらに、マルチファンクションステアリングホイールにもボタンが追加され、操作がより簡単になっているという。

フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント 新型のプロトタイプフォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント 新型のプロトタイプ

◆新世代のLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」

新型パサート・ヴァリアントには、最新のライトテクノロジーを採用する。道路を力強く照らす新型パサート・ヴァリアントの「プレミアム・スぺシフィケーション・パッケージ」には、新世代のLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」が装備される。

このパワフルなヘッドライトは、従来型よりもフラットで、照射距離およそ500mの高性能メインビームを新たに採用した。リアには、テールライトクラスターに連続的な水平LEDストリップが装備されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る