これがアルピーヌ『A110』最終章か…? 時速300km超えの究極モデルを開発中

アルピーヌ A110 エクストリーム(仮)プロトタイプ(スクープ写真)
アルピーヌ A110 エクストリーム(仮)プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

アルピーヌは2ドアスポーツ『A110』に、最強モデルとなる『A110エクストリーム』(仮称)を設定することがわかった。

アルピーヌは、ルノーが展開するスポーツカーブランド。名として語り継がれる初代A110が生産終了となってから40年経過した2017年に、新型A110とともに復活を遂げた。これまで上位モデルとして「GT」、、「S」、「R」を導入しているほか、「A110 Rルマン」などスペシャルモデルが発売されている。

◆EVブランドとなる前の最後の「究極モデル」か

アルピーヌ A110 エクストリーム(仮)プロトタイプ(スクープ写真)アルピーヌ A110 エクストリーム(仮)プロトタイプ(スクープ写真)

ニュルブルクリンク付近で捉えたプロトタイプは、スノーフレークデザインの迷彩で包まれているものの、ディテールは隠しておらず、ほぼフルヌード状態だ。そのフロントエンドは、バンパーコーナーにカナードを装着、フロントスプリッターには追加のレイヤーが見てとれる。またボンネットのフロントウィンドウ付近には新設計された大きな吸気口が配置されている。

サイドスカートなどにはこれといった変化が見られないが、既存の「R」よりボディをローダウンしていることがはっきりとわかる。また足回りには、Y字スポークを備えた光沢のあるポリッシュ製ホイールを履いているほか、赤いブレーキキャリパーを備えたブレーキディスクが確認できる。

後部では、リアウィンドウ全体をパネルで覆い、その中央には鋭いフィンが装着されている。また大幅に変更されたリアスポイラー、テールライトの上部に追加のリップスポイラーが装備されており、バンパー中央には、デュアルエキゾーストパイプを配置。その周りをディフューザーが囲んでいる。

アルピーヌ A110 エクストリーム(仮)プロトタイプ(スクープ写真)アルピーヌ A110 エクストリーム(仮)プロトタイプ(スクープ写真)

内部の様子は不明だが、Rでは、6点式ハーネスを備えた「Sabelt」製のカーボンファイバーモノコックシートがすでに提供されており、これも共通装備となる可能性が高い。

注目の心臓部だが、Rでは、1.8リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンから最高出力300ps、最大トルク340Nmを引き出すが、この最強モデルでは最高出力300psを超えるほか、Rの最高速度285km/hをも超える300km/h以上の動力パフォーマンスとなることが噂されている。

A110エクストリーム(仮)のワールドプレミアは2024年以降で、2026年にEVブランドに移行する前の最後のモデルとなる可能性がありそうだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る