究極のロールスロイスは4台限り、2シーターロードスター『ドロップテイル』生産へ

ロールスロイス・ドロップテイル
ロールスロイス・ドロップテイル全 5 枚

ロールスロイス(Rolls-Royce Motor Cars)は8月20日、新たなコーチビルドモデル『ドロップテイル』(Droptail)を4台生産すると発表した。

コーチビルドは、オートクチュールに相当するロールスロイスの最高峰モデルを指す。ロールスロイスは4名の顧客とこの4年間、密接に協力してきた。合計4台のドロップテイルが生産される予定で、それぞれが顧客の個性を独自に表現しているという。

ドロップテイルは、2シーターのロードスターとなる。全長は5300mm、全幅は2000mmの大型オープンカーだ。ロールスロイスはドロップテイルのために、「パンテオングリル」と「バッジ・オブ・オナー」というブランドを象徴するアイコンに手を加えている。通常、パンテオングリルのベーンは直線的で直立型。ドロップテイルではロールスロイス史上初めて、ラジエターの上部に向かってねじれている。「テンプル・ブロウ」と呼ばれる張り出しを実現するために、緩やかな傾斜がつけられた。

ドロップテイルのパワートレインは、6.75リットルV型12気筒ガソリンツインターボだ。最大出力を30hp引き上げ、トルクを85.6kgmに向上させた。ロールスロイスのコーチビルドプロジェクトのために、エンジン出力を強化したのは、これが初めて、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る